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陶と和紙で「何者かになる」旅路、川井雄仁とアレクサ・クミコ・ハタナカの二人展

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

粘土と和紙が描く自己変容の道のり

KOTARO NUKAGA(六本木)では、2026年3月14日(土)から4月10日(金)まで、川井雄仁とアレクサ・クミコ・ハタナカによる二人展「ついたよ: Becoming by Making」を開催する。ポップでダイナミックな色と形で知られる川井と、和紙を第二の皮膚のように扱い身体の経験を映し出すハタナカ。つくり続けることで自らも変容してきた二人の実践が、本展では「到着」と「出発」を往復する開かれた地点として交差する。

ヴェネチア展示予定のアーティスト2名による空間

川井雄仁は、粘土の可塑性と焼成がもたらす偶然性に向き合い、ポップでダイナミックな色と形を立ち上げるアーティスト。10代や20代に刷り込まれたポップカルチャーへの重くて脆い憧憬と美醜やユーモア、違和感が無秩序に交錯した作風は、砂糖菓子のような可愛らしさと居心地の悪さの両方を孕んでいる。作品はヴィクトリア・アンド・アルバート博物館や国立工芸館に収蔵されており、国際的に注目されている。

日系カナダ人のアレクサ・クミコ・ハタナカは、染め、刷り、縫い、重ねるといった手仕事を通して和紙を「第二の皮膚」のように用い、身体の感覚や経験を作品へと写し取る。大英博物館での展示やカナダ国立美術館の収蔵を経て、国内での認知度も高まっている。両者は2026年5月にヴェネチアでの展示を予定しており、川井は秋元雄史氏キュレーションのグループ展「身体と物質のエスノグラフィー―加速社会における遅さと深さ」に、ハタナカは第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に参加する。

「つくる」ことで「なっていく」アーティストの軌跡

展覧会タイトルの「ついたよ」は、「どこかに到着した」という報告であると同時に、待ち合わせの相手と「これから出発する」というニュアンスを内包する言葉である。本展では、陶と和紙という異なる素材を起点にしながら、つくる行為そのものを通じて自身を変容させていく二人の実践を紹介する。粘土をこね、紙を染め、つくり続けてきた二人の作品を展示する本展では、作家自身が「なっていく」道のりが見られる。

展覧会の開催概要

会期は2026年3月14日(土)から4月10日(金)までで、開廊時間は11時30分から18時まで(火~土曜日)となっている。日月祝は休廊で、特別休廊は3月21日(土)。オープニングレセプションは3月14日(土)16時から18時まで行われ、川井雄仁とアレクサ・クミコ・ハタナカが在廊する。会場はKOTARO NUKAGA(六本木)で、住所は〒106-0032 東京都港区六本木6丁目6−9 ピラミデビル 2Fである。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000071871.html