休眠預金で築く子どもの創造性、13,137人がデジタル創作に挑戦


延べ13,137人の子どもがデジタルテクノロジーに触れる成果
特定非営利活動法人みんなのコードとREADYFOR株式会社は、休眠預金活用事業の成果をまとめた「2022年度 休眠預金活用事業 インパクトレポート」を公開しました。本レポートは、3年間にわたる「『創造性』の格差を埋める~イノベーション人材となる機会を、すべての子どもに~ デジタルテクノロジー×居場所創造事業」の実践と成果・課題をまとめたものです。
人口減少地域を中心に、子どもたちがデジタルテクノロジーを活用した創作活動に取り組める居場所づくりを推進してきた同事業では、延べ13,137人の子どもがデジタルテクノロジーに触れました。利用者のうち9.2%が不登校等の困難な状況に置かれた子どもであり、既存の学校システムだけでは受け止めきれていない子どもたちにも重要な役割を果たしています。
子どもの自己肯定感が83%から90%へ向上
本事業は、人口20万人以下の市町村に居住する10代(10~18歳)の子どもを対象に実施されました。2023年に実行団体の公募・審査を行い、6団体を採択し、助成総額は約2.2億円となり、事業期間は2023年8月から2026年2月までの約2年7か月にわたって実施されています。
主な成果として、人口4万人以下の地域を含む6つの拠点が誕生し、子どもたちの91%が「この場所で新しい挑戦をした」と回答しました。さらに注目すべき点として、子どもたちの自己肯定感について「自分には、良いところがあると思いますか?」という質問に対し、83%から90%へと向上するなど、ポジティブな変化が確認されたのです。
地域のデジタル創作が子どもたちの未来を開く
本レポートでは、事業に参加した子どもたちの自己肯定感や将来への思考度などの変容を客観的に可視化しています。また、地方都市における「デジタル創作×居場所」の有効性や、デジタル技術が居場所の機能にどう貢献したかを検証しており、都市部との体験格差を越え、子どもたちの創造性が花開く可能性を示しています。
本レポートは単なる成功事例を並べたものではなく、現場での試行錯誤や構造的な課題も含めたありのままの実践録となっており、地域で子どもたちが未来に希望を持てる場を作ろうとするリーダーや、それを支える行政・企業の皆様への実践的な手引きとなることが期待されています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000015742.html