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教育AIエージェント「fukutan」がICU高校で実証開始、学習支援と教員業務を効率化

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報道発表
プレスリリースより

副担任AIが授業をサポート——fukutanの機能とは

株式会社datagustoが開発した教育AIエージェント「fukutan(フクタン)」は、2025年9月からICU高校での実証実験を開始しました。このAIは副担任のように機能し、教員の授業設計や課題作成を支援するとともに、生徒が授業で分からない点を相談できるパートナーとなります。

fukutanの特徴は、作問から配布、学習支援、可視化、個別最適化という5つのサイクルを回すことにあります。教員は授業の組み立てや課題の内容を相談しながら作成でき、生徒の習熟度に合わせた課題を個別に出し分けることが可能です。生徒は配布された課題に取り組み、フィードバックを受けたり、分からない点を質問・相談したりできます。さらに教員は、生徒の回答や学習ログをタイムリーに収集・分析し、授業計画の立案や改善に役立てることができます。

ICU高校での実証実験——教員と生徒からの評価

2025年9月より数学の授業で活用を開始したfukutanは、その後国語へと展開され、2026年2月までに約100名の生徒が利用しています。教員からは「作問・振り返りの負担が軽くなった」「授業内のつまずき把握が早くなった」といった声が寄せられています。

数学の授業では、生徒ごとの理解度や回答傾向を踏まえた課題を配布し、生徒はAIと対話しながら解答・確認を進めました。国語では高校2年生向けの授業で『山月記』を題材に、作品理解を深めながらリライトし、原作と読み比べる活動を実施。生徒同士の対話や批判的思考を育む学習に活かされています。2025年12月からは古文、物理、探究など多教科へと実証範囲を拡大する予定です。

安心できるAI運用を実現——セーフティプラットフォーム

AIエージェントの教育利用では、ハルシネーション(事実と異なる内容の出力)や不適切・有害な内容の生成、個人情報の取り扱いなど、複合的なリスクが課題となります。fukutanは、datagustoのAIセーフティプラットフォーム「datagusto(データグスト)」を組み込み、不適切表現の検知・抑制、個人情報の検知・保護、参照範囲の制限、ログの記録・監査とアラート、教員・生徒など役割に応じた権限制御を実装しています。静的なルールだけでは対応しきれない「意図しない挙動」にも対応できるよう、利用状況に応じて制御を動的に更新する仕組みが特徴です。

全国の高等学校でPoC実施校を募集中

fukutanは現在、全国の高等学校を中心にPoC(一定期間の試験導入)実施校を募集しています。国語・数学・英語・理科・社会・探究など複数教科での活用を想定しており、授業での使い方や運用設計を学校の状況に合わせて提案します。「先生・生徒の双方が安心できる環境で生成AIを授業に取り入れたい」とお考えの学校関係者は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000069375.html