【2026年版】読書感想文の課題図書一覧 小学生・中学生・高校生 全作品紹介|小学校中学年の部


「まだまだここから」
(宇佐美牧子 作 酒井 以 絵)ポプラ社 1540円

「特待生に選ばれなかったら、これまでの努力って全部『むだ』なの?」小学校中学年になると、周りとの競争や、選ばれる・選ばれないという経験をするでしょう。そんなときに、心を支えてくれる作品です。水泳をがんばる兄弟と、その仲間たちの切磋琢磨、弟に抜かれてしまうことのショックや、くじけた心を奮い立たせる道のりが描かれています。
「それからぼくはひとりで歩く」
(アリシア・モリーナ 作 星野由美 訳 犬吠徒歩 絵)ほるぷ出版 1595円

視覚障害を持った小学5年生のハイメは、特別支援学校から小学校に転入します。クラスで視覚障害を持っているのはひとりだけ。不便さに直面しつつも工夫しながら、友だちと活発にすごします。そんなある日、乗ったことのない路線のバスに1人で乗ることになってしまって……。障害があるとはどういうことか、明るく楽しく、けれども困難をしっかり描いた一冊。文章は横書きで程よいボリューム感です。
「おいしいお米をつくりたい!:ゆうちゃん、小学生で農家に弟子入りしました」
(谷本雄治 著)汐文社 1980円

実際にいる男の子、「ゆうちゃん」こと新宅佑輔くんが本格的なお米作りに励むノンフィクションです。小学2年生で尊敬する農家の中井知広さんに弟子入りし、農業に挑みます。目標は、完全無農薬・天日干しで米300kg! 高齢化が進む町で、子どものゆうちゃんが皆の心を動かしていきます。害虫、台風、さあどうする? 子どもの興味を伸ばし、生き方の多様性を感じさせる作品。
「宇宙でウンチ:みんなの知らない宇宙 トイレのひみつ」
(A・ボンドー=ストーン、C・ホワイト 作
L・ケンセス 絵 千葉茂樹 訳)あすなろ書房 1650円

無重力で水も普通には使えない宇宙空間。トイレってどう済ませているか知っていますか? 意外と知られていない宇宙空間でのトイレの秘密に迫る本です。ちょっと下ネタがすきになっちゃった子が興味を持っても大丈夫。最新技術を駆使し、本気で研究した内容が描かれています。排泄の大切さや、衛生管理、宇宙空間の特殊さなど、さまざまな科学的アプローチに触れられる本です。