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宇宙で漫画を描く人類初の試み『宇宙兄弟』×Mission: SPACE COMIC

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企画・ビジネスプラン
報道発表
プレスリリースより

地上400km、ISSで描く漫画の歴史的チャレンジ

講談社は、宇宙空間で漫画を描く人類初の試み「Mission: SPACE COMIC」への挑戦を発表した。本ミッションは、JAXAが提供する国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を利用するきぼう有償利用制度を活用し、同実験棟内に搭載されたロボットアームで宇宙空間における遠隔描画の実証に取り組むものである。民間企業やエンジニア、クリエイターの知見を結集し、表現と宇宙技術の新たな可能性を切り拓く前例のない取り組みだ。

『宇宙兄弟』の425.5話が宇宙で完成

宇宙界に多大なる影響を与え、19年間多くのファンに愛されてきた『宇宙兄弟』にしかできない企画として、本編で語られなかった425話と426話の間の「425.5話」を宇宙で描く。ISSの「きぼう」日本実験棟内に設置されたロボットアームを地上から操作し、微小重力環境下で描画を行う予定である。この特別な一話は、最終46巻が発売される2026年7月22日に公開される。

小山先生の筆跡データを宇宙に伝送

本ミッションは、小山宙哉先生が地上で漫画を描く際の手の動きをデータ化することから始まる。そのデータをISS「きぼう」日本実験棟内に設置されたロボットアームに伝送し、紙面上で再現する仕組みだ。制御ソフトウェアの名称は「ヴェロッキオ」と命名されており、これは『宇宙兄弟』34巻に登場する遠隔操作ロボット「ダヴィンチ」にちなんでいる。レオナルド・ダ・ヴィンチの師であるアンドレア・デル・ヴェロッキオの名から名付けられ、作中で「ダヴィンチ」が活躍する2029年へとつながる技術の実現を願っている。

複数企業が結集した総合プロジェクト

このミッションには、講談社、コルク、セルシス、スペースエントリー、メノー、インテリジェント・ロボット・テクノロジー、TBWA HAKUHODO、東京アドデザイナース、博報堂プロダクツ、コントラスト、Y's、Sketchなど、多くの企業が参画している。協力企業として三井物産エアロスペースも関わっており、セルシスのマンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」で描かれた筆跡データが、宇宙のロボットアームへ正確に伝送される技術面でも支援されている。

19年の連載に幕を下ろす『宇宙兄弟』

『宇宙兄弟』は2007年より講談社『モーニング』にて連載開始した小山宙哉氏による作品である。宇宙飛行士を目指す兄弟の物語を描き、2011年には第56回小学館漫画賞(一般向け部門)および第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞した大ヒット作品だ。累計発行部数は3,500万部を超え、アニメ化・実写映画化もされている。2026年6月に約19年の連載に幕を下ろし、同年7月に最終巻となる第46巻が発売予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008530.000001719.html