日本中が熱くなるスポーツの祭典。「2029年 国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の愛称(呼び名)募集」
第83回国スポ・第28回全スポ群馬県準備委員会では、2029年 国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の愛称(呼び名)を募集しています。最優秀賞には群馬県内宿泊券10万円分が贈られます。締切は2022年12月4日。群馬県は温泉、登山、ダム、史跡、グルメなど魅力がたっぷり。「そうそう、群馬といえばコレだよね!」というネーミングで、群馬の旅をゲットしましょう!
2029年の開催地は群馬県!
「国民体育大会(略称「国体」)」とは、1946年から毎年都道府県持ち回りで開催されてきた国内最大のスポーツの祭典です。 各競技の代表選手が、都道府県対抗方式で熱戦を繰り広げます。2020年、2021年はコロナ禍の影響で相次いで大会の延期・中止が発表され、2022年大会は3年ぶりの開催となりました。第83回国スポ・第28回全スポ群馬県準備委員会では、各大会1年ずつ順送り開催の都合から、1年遅れで開催される2029年群馬県大会の愛称を募集しています。最優秀賞には群馬県内で使える宿泊券10万円分が贈られます!
国体から国民スポへ
「国民体育大会」は、スポーツ庁によると、広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図るとともに、地方スポーツの振興と地方文化の発展への寄与を目的として開催されています。2023年からは「国民スポーツ大会(略称「国スポ」)」へと名称が変わります。また、各大会はかつて「千葉国体」など「県名+国体」の名前で呼ばれていました。しかし、1966年の大分大会以降は「剛健国体」のような愛称がつけられるようになりました。
これまでの愛称を一部紹介します。
年 | 名称(愛称) | 開催地 | 備考 |
---|---|---|---|
2009年 | トキめき新潟国体 | 新潟県 | |
2010年 | ゆめ半島千葉国体 | 千葉県 | |
2011年 | おいでませ!山口国体 | 山口県 | |
2012年 | ぎふ清流国体 | 岐阜県 | |
2013年 | スポーツ祭東京2013 | 東京都 | |
2014年 | 長崎がんばらんば国体 | 長崎県 | |
2015年 | 紀の国わかやま国体 | 和歌山県 | |
2016年 | 希望郷いわて国体 | 岩手県 | |
2017年 | 愛顔つなぐえひめ国体 | 愛媛県 | |
2018年 | 福井しあわせ元気国体 | 福井県 | |
2019年 | いきいき茨城ゆめ国体 | 茨城県 | |
2020年 | 燃ゆる感動かごしま国体 | 鹿児島県 | ※2023年に延期 |
2021年 | 三重とこわか国体 | 三重県 | ※中止 |
2022年 | いちご一会とちぎ国体 | 栃木県 | |
2023年 | 燃ゆる感動かごしま国体 | 鹿児島県 | |
2024年 | SAGA2024 | 佐賀県 | ※1年ずつ順送り |
2025年 | わたSHIGA輝く国スポ | 滋賀県 | ※1年ずつ順送り |
2026年 | 青の煌めきあおもり国スポ | 青森県 | ※1年ずつ順送り |
2027年 | 日本のひなた宮崎国スポ | 宮崎県 | ※1年ずつ順送り |
2028年 | 信州やまなみ国スポ | 長野県 | ※1年ずつ順送り |
2029年 | 未定 | 群馬県 | ※1年ずつ順送り |
2030年 | 島根かみあり国スポ | 島根県 | ※1年ずつ順送り |
群馬らしい愛称を
愛称には、その都道府県らしさが表れています。
たとえば……。
2009年 新潟県大会 → トキめき新潟国体
2012年 岐阜県大会 → ぎふ清流国体
2016年 岩手県大会 → 希望郷いわて国体
2017年 愛媛県大会 → 愛顔つなぐえひめ国体
2022年 栃木県大会 → いちご一会とちぎ国体
2025年 滋賀県大会 → わたSHIGA輝く国スポ
2027年 宮崎県大会 → 日本のひなた宮崎国スポ
2030年 島根県大会 → 島根かみあり国スポ
地域の特徴を生かしたり、県名をもじったり。どれも開催地への親しみや愛情が感じられ、ポジティブな印象のものばかりですよね。
では、「群馬県らしさ」とはなんでしょう? 群馬県ではこれから、新しい考え方や手法をいち早く取り入れながら、様々な分野で群馬の明るい未来に向けて全力疾走していくそう。愛称には、そんな「新しい群馬」をイメージできるような言葉を入れてほしいとのことです。大会のコンセプトも、参考にしてください。また、群馬県と聞いて思い浮かぶものといえば、県名に「馬」の字が入っている、上毛かるた、からっ風、山、温泉、世界遺産・富岡製糸場と絹産業遺産群、こんにゃくなどもあります。地図や観光案内を見ながら“空想群馬トリップ”をして、ひらめきを待つのも愉快かもしれません。
ちなみに、1983年に群馬県で開催された前回大会は、現在もなお「あかぎ国体」の愛称で親しまれています。
愛称募集の担当者からは、このようなコメントが寄せられました。
「国スポ・全スポ」は、スポーツをきっかけに県民が一丸となる、半世紀に一度のビッグイベントです。2029年の大会も「あかぎ国体」のように親しみ・愛着を持たれ、将来に渡って語り継がれる大会となるような、アイデアあふれる愛称の応募をお待ちしています。
愛称募集のショート動画も公開中です。
さて、今回はどんな愛称にしましょうか。
本川かや
公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸を震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。
出典:https://www.pref.gunma.jp/03/av01_00184.html
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