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めざせ、20秒で100万円! 「文化放送第 16回ラジオCMコンテスト ~ずーっと前から、オーディオアド」

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公募ニュース

文化放送が主催する「ラジオCMコンテスト~ずーっと前から、オーディオアド」が今年も開催されます。そもそも、ラジオCM公募ってどういうもの?というところから、本賞をご紹介していきます。締切は2022年12月20日。グランプリ受賞者には100万円が贈られます。いっしょに制作のポイントを探っていきましょう!

ラジオCMコンテストってどんな公募?

最近は、スマートフォンのアプリでも聞くことができるラジオ。より身近になったことに加え、以前からある有線放送など、オフィスやリモートワーク、ショップ、ドライブのBGMとして、日常的にラジオを耳にしている人は多いでしょう。その中で流れてきた番組と番組の間をつなぐCMに、あなたも「ふふっ」と笑ってしまったことがあるのでは?

そんなラジオCMのコピーを募集するのが、ラジオCMコンテストです。ラジオ局が主催となり、協賛企業の商品や店舗を宣伝する20秒のCMのシナリオを考える、というのが基本の形となります。20秒は字数にすると約100字。ほとんどアイデア勝負と言っていいでしょう。じっくりと協賛企業のHPを見て、しっかりとネタを練りましょう。

とにかく、本賞は超豪華!

このコンテストで最も目を引くのは、何と言ってもグランプリは100万円!というところでしょう。20秒(約100字)のコピーで、この賞金額のコンテストはほかにはありません。さらに、受賞作品は文化放送で実際にCMとして放送されます。自分の作品に声が吹き込まれ、SEが音として入り、それが放送される……これらをしっかり想定して作品づくりに臨みたいですね。

また、審査員が豪華なのも注目のポイントです。前回に続き、ヒャダイン氏(音楽クリエイター)、なかじましんや氏(CMディレクター)、谷山雅計氏(コピーライター)がすでに確定しています。現在も第一線で活躍するプロが、あなたの作品を審査してくれるのです。

では、どうすれば自分のつくった作品がこの豪華な審査員のみなさんの目に留まるのでしょう……? 前回のグランプリ作品をもとに、その作品づくりのポイントを見ていきましょう!

前回グランプリに見る、制作のポイントは?

こちらが、前回のグランプリ作品です。

SE:(心電図の止まってる音)

医師:電気ショックでもダメか。しかたない…。

SE:(医師の咳払い)

医師:おい、起きろよ。(イケメンボイス)

SE:(心電図の動く音)

医師:よし、盛り返した。

N:声で命を吹き込む。

演じるプロになる。青二塾。

青二プロダクション「青二プロダクション附属俳優養成所 青二塾」

吉井雅施 東京都

CMコピーをつくるときに大切なのは、「その商品の訴求ポイントはどこか?」をしっかり見極めることです。この作品は、声優のプロダクションとして有名な、青二プロダクションの養成所のCMです。なので、「イケメンボイス」を訴求ポイントとしてしています。

「訴求ポイント」が見つかったら、次は「訴求ポイントを形にする」作業へと入ります。その商品の良さがわかり、それを実感する場面を考える、ということです。この作品では、患者を救えないかもしれないという窮地に陥る医師が、最後の手段として「イケメンボイス」(訴求ポイント)を発動。見事、患者は盛り返します。いや、めっちゃわかる、死んでる場合じゃない……!となりますね。私はなりました。しっかりと、「訴求ポイント」が重要な役割を果たすストーリーとして「形」になっています。

そして最後に、「声で命を吹き込む。」というナレーションで、CMのストーリーを説明しているように見せつつ、「演じるプロになる。青二塾」。あまりにも巧みな締め方で、思わず拍手してしまいそうになりました。

このように、「訴求ポイント探す」「訴求ポイントを形にする」という作業はCMコピーをつくる際の基本となります。また、ラジオCMは映像がなく音のみですべてを表現する必要があります。そこを逆手に取り、謎をつくってオチにする、というような手もあるでしょう。ぜひ、あなた自身が拍手してしまいたくなる作品を生み出して、ラジオの向こう側の人たちへと届けましょう。

文化放送 第16回ラジオCMコンテスト ~ずーっと前から、オーディオアド

●賞:グランプリ1点=100万円

●締切:2022年12月20日(火)

こじま

公募情報ライター。BLとミュージカルをこよなく愛し、最近はタイのドラマに夢中。作品以上に作り手の本気度に感動しがち。書いてきた日記の量がすごい。

出典:https://www.joqr.co.jp/audioad_awards/

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