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37年ぶり!音声広告がグランプリ獲得、第62回宣伝会議賞で驚きの結果

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報道発表
グランプリを獲得した石神慎吾さん。(プレスリリースより)

日本最大規模の公募型広告賞「宣伝会議賞」の第62回贈賞式が3月21日に開催され、驚きの結果が発表された。60万点以上の応募作品の中から、37年ぶりに音声広告作品がグランプリを獲得したのだ。

グランプリに輝いたのは、鴻池運輸の課題に対する石神慎吾さんの作品【取るのかい?取らないのかい?どっちなんだい?】篇。フンコロガシの生態を巧みに使い、鴻池運輸の事業の多様性を表現した斬新な音声広告だ。この快挙は、1987年の第25回以来実に37年ぶりとなる。

他の受賞作品も話題を呼んでいる。コピーゴールドには「お会計は既に済んでおります。」というエバラ食品工業の課題に対する岩﨑良太さんの作品が選ばれた。また、ビデオ&オーディオゴールドはキーエンスの課題に対する谷口泰星さんの【強盗】篇が受賞。オフィスに強盗が入る中でも仕事が進む様子を描き、業務自動化の効果を印象的に表現している。

中高生部門では、山本詩絵さんが「AIは、私の志望校を笑わない。」というコピーでグランプリを獲得。昨年に続く連覇を達成し、さらに6冠という驚異的な成績を収めた。

宣伝会議賞は、広告業界の第一線で活躍するクリエイターたちが審査を行う権威ある賞だ。今回の結果は、音声広告の可能性や若い世代の創造力に注目が集まるきっかけとなりそうだ。

贈賞式の様子はYouTubeでアーカイブ配信されており、広告やクリエイティブに興味がある人は必見だ。また、詳細な審査結果や受賞者のコメントは、5月1日発売の月刊『宣伝会議』6月号に掲載される予定となっている。

次回の第63回宣伝会議賞の応募期間は2024年8月30日から11月5日まで。広告クリエイティブの世界に挑戦したい人は、ぜひエントリーしてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000590.000002888.html