私たちが守りたい「高齢者を消費者被害から守る動画コンテスト」
岡山県県民生活部くらし安心安全課では、高齢者の消費者被害防止のための動画作品を募集しています。締切は2022年10月3日。最優秀賞には賞金20万円が贈られます。動画の制作を通じて、あとを絶たない消費者被害から高齢者を守りましょう!
高齢者を守れるのは、周りにいる私たち
高齢者に多い消費者被害には、どんなものがあるか知っていますか? 例えば、点検商法とは「無料で点検しますよ」と突然訪問され、点検してもらうと本当は壊れていないのに「今すぐ修理が必要」と言われたためお金を支払ってしまったというもの。また、訪問購入とは不用品買取業者に「不要な衣類を買い取ります」と言われたため家にあげると、貴金属も出すように脅されて安い値段で売ってしまったというもの。
高齢者は被害に遭っていることに気づきにくく、気づいても泣き寝入りしてしまうケースが多いそうです。だから、ほかの世代よりも悪質業者に狙われやいのです。実際に65歳以上の消費生活相談件数は、2011年と比べると2020年は約1.4倍に増えています。そんな高齢者を守るためには、私たちが見守り、気づき、声をかけることが大切。本公募では、そんな気にさせる動画を募集しています!
若い世代が行動を起こす動画を
動画作品をつくるにあたり、入賞するためのポイントを担当の方から伺いました。
「今回募集する動画は、高齢者の周りの若い世代が注意喚起をするきっかけになる動画です。単に注意喚起するだけではなく、若い世代が自分事としてとらえ行動を促す作品を期待しています」(事務局 浦崎さん)とのこと。
見守りや気づき、声かけを“やってみよう”と思わせる動画をつくりたいですね。ここで、動画制作のヒントに前回の最優秀賞、優秀賞の3作品を見てみましょう。
前回最優秀賞「誰かに守ってもらうのではなく、私たちで見守る」
前回優秀賞①「サギヨボウ」
前回優秀賞②「今日から」
募集作品は15〜30秒以内と短く、YouTubeやTikTokで気軽に参加できます。あなたはどんな動画をつくり、高齢者を守りますか?
※参考:「令和3年版消費者白書」
いろは
毎日、ワクワクする。そんな公募情報で、みんなの“いつも”を底上げしたいライター。ASD・ADHD・LDの子ども2人と、たくさんの人に支えられながら今日を生きている。
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