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安全は一人ひとりの意識から!「第38回 防災ポスターコンクール」

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アート・絵画・工芸
公募ニュース

内閣府では防災推進協議会とともに「第38回防災ポスターコンクール」を開催。地震、津波、火山噴火、台風、豪雨、豪雪などの自然災害を対象とした「防災」に関するポスターを、未就学児から大人まで広く募集しています。防災担当大臣賞(高校生・一般の部)1点には5万円(高校生の場合は同額の図書カード)が贈られます。締切は2022年10月31日です。

誰にとっても大切な「防災」

島国である日本。東日本大震災で発生した津波は想定を上回る規模となり、多くの死傷者が出てしまいました。また、近年では各地での豪雨や、川の氾濫もたびたびニュースになっています。

今年の7月24日には桜島が噴火し、警戒レベルが引き上げられました。鹿児島市の一部の世帯には避難指示が出され、不安な状況が続いています。

「いつ発生するかわからない自然災害に、どのように備えたらよいか?」「自分だけでなく、みんなで安全にすごすにはどうしたらよいか?」このような防災意識を、一人ひとりがさらに高めていく必要がありそうです。

主催者である内閣府では、「防災の日(9月1日)」や「防災週間(8月30日~9月5日)」、「津波防災の日(11月5日)」の期間に「防災推進国民大会」を開催しています。防災ポスターコンクールもその活動のひとつ。 家庭、地域、学校、職場など、あらゆるシーンで防災に関する心構えを持てるようなポスターが期待されます。

小中学生のころ、ポスターのコンクールに応募した経験のある方も多いのではないでしょうか? 本公募は、未就学児から大人までを5つの部門に分けて審査します。大人の方も全力で挑戦できますね! 小学校5年生以下のお子さんは、標語を含まない、絵画だけの応募も可能です。

色あざやかに伝えて!

前回は全国から6343点の作品が集まりました。最優秀賞である防災担当大臣賞の作品をご紹介します。5部門中、最も年齢の高い「高校生・一般の部」と、最も年齢の低い「幼児・小学一年生・二年生の部」の作品です。

(前回防災担当大臣賞作品 左:高校生・一般の部 右:幼児・小学一年生・二年生の部)

いかがでしょうか? 注意を引く黄色の地に「命」の字が走っている絵。赤色の標語に、地震速報の音をカミナリのように表現した絵。どちらの作品も、色あざやかに描かれているのが特徴的です。

多くの人に防災意識を高めるポスターの応募。色づかいや構図を工夫して、防災への意識がしっかり伝わるようにしたいですね。

この機会にぜひ、家族で災害時の行動を話し合ったり、備蓄の確認をしてみてはいかがでしょうか。ポスターを作った人も、見る人も、安全への思いが高まる公募です!

第38回 防災ポスターコンクール

●賞:防災担当大臣賞(高校生・一般の部)1点=5万円(高校生の場合は同額の図書カード)

●締切:2022年10月31日(月)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:内閣府ホームページ https://www.bousai.go.jp/kyoiku/poster/38poscon.html

コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。