つくり続ける人たちの理由 VOL.2 何歳になっても文章で表現したい
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公募にはいっぱいある。
だから私は書きつづけたい。
ありがとうございます。「志~今、伝えたいこと~」をテーマにしたエッセイだったので、自分が今後やりたいと考えていることを素直に書きました。書いて誰かに読んでもらえればすっきりしそう、と思って書いたのでけっこう早くできあがった感じです。
受賞したとき、職場の人にも話したんです。読ませてと言われたのでお貸ししたら、気に入っていただけてすごく褒めてもらって。家族に話しても「ああよかったね」ぐらいでしたし、ましてや作品を読んでもらう機会はなかったのでうれしかったです。
「第19回下田歌子賞 エッセイの部」一般の部・佳作の賞状。
高校生のときに、国語の先生にすすめられて「NHKの青春メッセージ」に応募、それが長崎県の最優秀賞に選ばれました。NHKの長崎放送局が学校や自宅まで取材にきてくれて、地方のニュースになったんです。それまで賞をもらうことはあまりなかったですし、家族にも喜ばれて、一生の思い出になりました。
結婚や出産などを機に、一度は創作から離れてしまいましたが、専業主婦になって何かしようと考え始めたとき、私は書くことが好きだったと思い出しました。現在は、童話やエッセイ、川柳、ネーミングなどを中心に創作しています。
頻繁に応募していたので、自分が何に出したかわからなくなり、記録するためにつくったものです。応募先と、結果発表の時期などが書いてあります。その公募ではじめて入選したときは、初当選!と書くんです。
川柳などには応募作品も書いてあるので、「これ何で落ちたんだろう」とか、「あーこれは落ちるわー」とか(笑)。見返すのもおもしろいですし、やる気が出ます。
自作の公募記録表。締切や結果が簡潔にまとめられている。
昔は子どもが寝静まった夜が執筆の時間でした。ですが、今は朝5時になると猫に起こされるので、そこから家族が起きてくるまでの1時間半ほどを、次回作は何を書こうかと考えたり、童話の構成を組み立てたりと、創作にあてています。どんなに集中してテンションが上がっていても6時半にはやめて、家事に頭を切り替えることにしています。ちょっともったいないと思いますが、短時間だけ集中したほうが、作品に対して冷静になれるのでいいかもしれません。
1年前、就職した息子から買ってもらった万年筆です。うれしかったのでとても大切にしています。
私はふだん、シャーペンを使っているのですが、手書きの応募用紙などは少しでもきれいに字を書きたいので、いざというときにこの万年筆を使うことにしているんです。
書きかけで放っておくことはなく、完成はさせている方だと思います。
ですが、いざ書き終わってみると、話の内容が変わっていることがあって(笑)。次の日に読み返して、「これはダメだ。でも応募はしたい」と思えば、また最初から書き直しますね。
息子さんからプレゼントされた万年筆。
とても書きやすく、お気に入りだそう。
元気をもらいます!
せっかく最後まで書いたのに、読み直したら文章が幼稚だったり語彙力が足りなかったりして書き直すことがあるんですが、自分の勉強不足もあって、何回書いても文章にパンチが出ないというか。完成してもイマイチだと思うことがけっこうあって。そのときはやっぱり苦しいです。
書いている途中で、もうダメだー!というときは、「公募ガイド」のファンクラブのページを開きます。いろいろな年代の方がいらっしゃるし、みんな頑張っているなあ、と。あそこを読むと本当に元気になって、よし私も!と頑張るパワーをいただいています。
ネットで軽く調べますね。類義語を調べてみるとか。いくら考えてもいい言葉が思いつかないこともありますが、そんなときはあえて一旦忘れるようにしています。すると、ふとしたときに、別の言い方が思い浮かぶんです。すぐにメモをして、反映させるようにしています。
好奇心が旺盛な方なので、やりたいことが次から次へと出てきます。いろいろなところにアンテナを張り巡らせて、びびっときたら、とにかくその公募に取り組んでみるんです。
誰かに伝えたいことが浮かんだとき、公募があったらそこに出したくなる。「こういうのがあったらいいな」と思ったらアイデア募集に出したり、最近は1分間のラジオCМに挑戦したりしています。
結果がだめなこともたくさんあるのですが、私は何歳になってもチャレンジしたいと考えていて、その一つが創作であり、文章で表現することなんです。
「第31回毎日農業記録賞」の一般部門で優良賞を受賞した際の賞状。
最近ハマッているのはロコなスーパー。旅先で地元のスーパーの看板を見ると入らずにいられません。
出ていただける方を募集しています!
ビギナーさんも、熟練者さんも大歓迎。
自薦他薦は問いません!
編集部が取材をさせていただきますので、今まで創作に励んできた経験や、創作を続ける理由、創作エピソードなど、創作への「熱意」をお聞かせください。
下記を明記の上、郵送またはWEBで応募。
①〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号、メールアドレス
②主な創作ジャンル、創作歴(わかる範囲)
③創作や公募の楽しいこと、苦しかった経験など
(例:何年も作品が評価されなかったが最近個展を開くことができた、講座に通い始めてから小説が入選した、など、創作経験を詳しく教えてください)
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〒105-8475(住所不要)公募ガイド編集部「つくり続ける人たちの理由」係
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