壱万円を卒業!だけど忘れない。「『不滅の福澤プロジェクト』ロゴマーク募集」
福澤諭吉のふるさと・大分県中津市が、「不滅の福澤プロジェクト」を発足。活動のシンボルとなるロゴマークを募集しています。2024年の壱万円札肖像交代に向け、中津市と諭吉の認知度をさらに高め、親しんでもらおうという企画です。締切は2022年3月18日。採用者には賞金10万円が贈られます。採用作品はPRグッズや印刷物、ホームページなどで利用される予定です。
感謝を込めたプロジェクト
福澤諭吉と聞いて、壱万円札を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。途中のデザイン変更を経て、なんと1984年から40年近くも、壱万円の顔として活躍。以前の肖像が聖徳太子であったことを知らない世代も、いるかもしれませんね。そんな長年慣れ親しんだ諭吉先生とも、ついに別れの時が! 渋沢栄一と選手交代する2024年まで、約2年とせまってきました。
そうしたなか、故郷の偉人である諭吉に感謝し、その功績を広く伝えようと立ち上がったのが「不滅の福澤プロジェクト」。大分県中津市が、‟オールなかつ“で取り組む活動で、2024年の肖像交代に向けて、さまざまな企画が進められています。
現在募集しているのは、その活動のシンボルとなるロゴマーク。壱万円札の肖像に代わって、たくさんの人に伝わるインパクトあるデザインを考えてみませんか?
壱万円札だけじゃない!
ロゴマークを考えるとしたら、福澤諭吉について知っておくことが必要です。みなさんは、壱万円札のほかに、どんな印象をお持ちですか?
「慶應義塾」、『学問のすゝめ』などは誰もが知るところ。もっと知りたい! と思ったなら、ぜひ中津市の「福澤諭吉旧居・福澤記念館」へ。遠方の方には、同館ホームページがおすゝめです。館内の様子や、諭吉の生涯について知ることができます。
中津藩の下級武士の次男として誕生。幼くして父と死別し、貧しいなか勉学に励んだというエピソードや、サムライ姿の諭吉も新鮮で、さらにその生涯について深堀したくなりますよ。
知れば知るほど、諭吉先生との別れがつらくなりますね。ずっと忘れずにいたい! その思いを大切に、ますます親しみを抱けるようなロゴマークを考えましょう。福澤諭吉への感謝を込めて、「2024年以降も不滅の福澤」をPR!
さんたろう
公募情報ライター。旅が好き。この仕事の魅力は、知らなかった街の情報に出会えること。いつか、公募主催地ツアーをしてみたい。
出典:https://www.city-nakatsu.jp/doc/2021122700058/
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