近江神宮で時間の大切さを考える「令和4年度 時を守る会 標語の募集」
「時を守る会」は、近江神宮の社会教育事業を担う関連団体。6月10日の「時の記念日」を迎えるにあたり、時を守る標語を募集します。締切は2022年4月11日。最優秀賞標語と青少年賞標語には、記念時計が贈られ、標語ポスターが作成されます。時間について感じることを言葉にしましょう。
時の神様
小倉百人一首の巻頭にある歌「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ」をご存じの方も多いでしょう。作者である天智天皇をおまつりしているのが、滋賀県・琵琶湖西岸に鎮座する近江神宮です。映画「ちはやふる」のロケ地としても知られていますね。
『日本書記』によれば、天智天皇は、671年、漏刻(水時計)をつくり、時報を開始したといわれています。それにちなみ、6月10日は時の記念日とされ、近江神宮では「漏刻祭」が行われます。
今年も時の記念日に合わせ、時間の大切さを見直す標語を考えましょう。
雅な気持ちで、時を「詠む」
「時を守る会」は近江神宮の関連団体として、時間の大切さを伝える活動を続けています。「標語募集」もそのひとつ。毎年、県内外から多くの応募があり、最優秀賞標語と青少年賞標語は、広報・啓発ポスターとして活用されます。
過去の入選作品には、やはり「時」や「時間」という単語が登場するものが多いようです。また、「今」「~秒」など、時を表す単語も。かるたの聖地で行われる募集だけあり、和歌を思わせる雅(みやび)で、趣深い標語も目立ちます。
遠き飛鳥の世に想いを馳せ、時の大切さを考えるきっかけにしたいですね。
さんたろう
公募情報ライター。旅が好き。この仕事の魅力は、知らなかった街の情報に出会えること。いつか、公募主催地ツアーをしてみたい。
出典:https://oumijingu.org/pages/164/
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