第24回杉田玄白賞
若狭小浜には、奈良時代から宮廷に食材を提供した全国でも数少ない「御食国」(みけつくに)としての歴史と伝統があります。その長い歴史の中で多くの偉人・先覚者を輩出しており、なかでも小浜藩医「杉田玄白」先生が発刊された日本初の西洋医学の翻訳書「解体新書」は、医学の進歩のみならず、様々な翻訳書発刊のきっかけとなり、多くの分野の進歩・発展に寄与しました。
先生が晩年書き残された「養生七不可」から見て取れる「医食同源」の理念を受け継ぎ、功績顕著な人や団体を表彰し、本市のまちづくりに活かしていきます。