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第42弾「全国 タオル筆で描く絵てがみコンクール」やってみた♪

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アート・絵画・工芸
香山が挑戦!

最近、お気に入りのタオルがボロボロになってしまいました。いつも雑巾にしているのですが、他にも何か使えないかな…と思い調べてみることに。すると、タオルで作った筆で絵てがみを描くコンクールを見つけました♪ タオルの筆ってどんな使い心地なのか試してみたいな!

ということで、42回目に挑戦するのは、泉佐野市教育委員会が主催する「第12回全国タオル筆で描く絵てがみコンクール」です。

タオル筆は家庭にあるもので手軽に作ることができるので、コンテスト難易度は星★★☆☆☆です。

応募内容

タオル筆を使って描いた絵てがみ作品を募集しているこちらのコンテスト。今回のテーマは「明るく 楽しい 毎日を ~あなたの大切なものは何ですか~」です。

作品の絵と文字はタオル筆で描くことが条件となりますが、彩色はタオル筆でなくても応募可能。紙の大きさは70cm×35cmで、縦横や紙質、色は問いません。また、市販の水彩絵の具と顔彩は使用できますが、水溶性のインクや洗濯で落ちる墨液等は使用できないのでご注意ください。

応募は郵送のみ。作品と共に、作品応募票と結果通知用の84円切手(1枚)も同封してください。締め切りは2021年11月30日(火)。

材料

主な材料は、①梅皿、②輪ゴム、③青墨、④ティッシュ、⑤使い古したタオル、⑥硯、⑦顔彩、⑧わりばし、⑨紙です。

今回は使い古したタオルを用意しましたが、使い古したバスタオルでも作ることができます。紙は、青墨や顔彩のにじみやかすれ等を味わえる「画仙紙」を選びました。

1. タオル筆を作ろう!

まずは、コンテストHPにある「新 描きやすいタオル筆の作り方」を参考にして、タオル筆を作っていきましょう!

使い古したタオルを8cm×8cmの大きさに切ります。筆の形を作りやすいように、水で湿らせておきましょう!

 

三角形に二つ折りをしたら、もう一度、赤い矢印のように三角形に折ります。

 

割っておいたわりばしに、タオルをくるくると巻き付けていきましょう。しっかりとした書き心地が好みなので、少し強めに巻いてみよう!

 

2本の輪ゴムでタオルを固定します。

 

タオル筆ができました! ①普通のタオル(2本)、②マイクロファイバーのタオル、③デコボコしたタオルの3タイプを作製!

せっかくなので、絵と文字は普通のタオル筆とマイクロファイバーのタオル筆、彩色は普通のタオル筆とデコボコしたタオル筆を使って挑戦したいと思います♪

2. 練習してみよう!

いきなり本番の紙に描くのは不安なので、半紙に練習してみましょう。タオル筆に墨を含ませてみると、筆よりもよく吸います!

 

わかりやすいように描き比べてみました。マイクロファイバーのタオル筆は太くて力強い線に、普通のタオル筆は細くて繊細な感じの線になりましたね!

3. 紙に絵を描いてみよう!

タオル筆の使い方に慣れてきたので、いよいよ紙に描いてみましょう! 絵てがみのテーマは「明るく 楽しい 毎日を ~あなたの大切なものは何ですか~」なので、いつも机に置いてある、「マロン」というクマのぬいぐるみを描きたいと思います。実は、香山が初めて作ったぬいぐるみで、毎日を明るく楽しい気分にしてくれる大切な存在なんです。

 

絵は温かい雰囲気を出すため、マイクロファイバーのタオル筆をチョイス! 墨をしっかり吸わせたら、大胆に伸び伸びと描きましょう♪

 

絵ができました。写真だとちょっと伝わりにくいのですが、クマの大きさはひじから指先ぐらいまであります! こんなに大きく絵を描くのは学生の時以来なので、楽しいです♪

 

クマの彩色は、デコボコしたタオル筆を使ってみましょう。ポンポンとリズミカルに塗っていきます♪ お! ふわふわした毛の雰囲気が出ていますね。

 

鉛筆と鉛筆立ては、普通のタオル筆で彩色します。細いので、狭いところを塗るのにぴったりです!

4. 紙に文字を書いてみよう!

文字はつぶれないように、普通のタオル筆で書きましょう。きちっとした文字はもちろん、筆先の当て方によって「手作り」や「を」の文字みたいに、かすれた感じにもなります!

 

仕上げに印を入れるのですが、これも普通のタオル筆で手書きすることに。勢い余って、大きく書いてしまいました…汗。

完成!

タオル筆の絵てがみの完成です! 素朴で優しい作品に仕上がりました。どこか懐かしい、筆とは違った味わいがありますね。文中の「クマ」は、クマのぬいぐるみと目の下にできるクマを掛けてみました♪

 

こちらは、クマの絵とクマのぬいぐるみの2ショットです☆ 足のガタガタした縫い目も、結構そっくりに描けました! この頃は、縫うの下手だったんだな…笑。

タオル筆の特徴を生かして描けたので、今回の香山的完成度は星★★★★★です!

さっそく応募の準備をしましょう。

今回のポイント&感想

ポイントは「使い古したタオル」です。タオルの種類によって、使い心地や線のタッチがそれぞれ違いました。募集要項では、良好な吸水性を発揮する泉州タオルがおすすめとのことです。ぜひ色々なタオルで試してみてくださいね!

制作にかかった時間は約2時間です。タオル筆で絵と文字が描けるのか最初は不安だったのですが、実際に使ってみたら様々な表現ができてとても面白かったです! 使い古したタオルから素敵な作品が生まれて感動。古くなっても捨てずにとっておいてよかったなと思いました。

使い終わった後は燃えるごみに出したり、軽く洗って再利用したりできたので、片付けが楽ちんでした♪

コンテストには一般の部と子どもの部があり、それぞれ最優秀賞(1名)と優秀賞(3名)が選出されます。受賞者には賞状&副賞を贈呈。この他、佳作や奨励賞、特別賞などもあります。さらに、入賞・入選作品はエブノ泉の森ホールギャラリーで展示も予定! 期間は2022年3月17日(木)~21日(祝・月)です。

みなさんぜひ応募してみてくださいね! ご応募お待ちしています。

 

「第12回 全国 タオル筆で描く絵てがみコンクール」

●賞:賞状・副賞

●締切:2021年11月30日(火)

 

香山衣美

ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞受賞、「こっぱっぱ大賞」で入賞。

 

出典: https://nigiwaihonpo.or.jp/2021/09/06/%e7%ac%ac12%e5%9b%9e-%e5%85%a8%e5%9b%bd-%e3%82%bf%e3%82%aa%e3%83%ab%e7%ad%86%e3%81%a7%e6

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