チーズ好き集まれ!「第10回チー1グランプリ」
チーズの普及を目指すチーズフェスタでは、チーズとご当地食材を使った料理レシピを募集します。郷土料理をチーズでアレンジした作品もOK。締め切りは9月15日。予選となる地域選抜審査の結果は11月初旬を予定しています。最終審査でグランプリに輝いたレシピには、JCBギフトカード5万円分が贈られます。
日本のチーズの元祖は「蘇」
1300年前の飛鳥時代、牛の乳を煮詰めて「蘇(そ)」を作ったという記述が、当時の記録である『右官史記』に残されているそうです。
固形の乳製品という意味では、日本人とチーズの出会いはこの「蘇」であるとも言えそうです。また「醍醐味」という言葉の「醍醐」も、同時期の乳製品を指す言葉です。朝廷や一部の貴族、僧だけが食べることを許されていた、これらの乳製品。現代では、世界各国のチーズを子どもから大人まで楽しむようになりました。
ハンバーグなどの洋食だけでなく、カレー、牛丼、天ぷらなど、さまざまな料理を変身させるのがチーズの魅力。日本各地の食材を生かしたり、郷土料理にアクセントを加えたりと、新しいチーズの食べ方を提案しましょう!
前回、グランプリに選ばれたのは?
前回(第9回)は全国から1634点の応募があったそうです。その中の頂点に輝いたレシピは「牡蠣とチーズの春巻き」。広島県のご当地食材であるクリーミーな牡蠣と、カマンベールチーズ、大葉を春巻きで包んで揚げたもの。もみじおろしを添えるのがポイントです。まさに、和洋中のコラボレーション!
そのほかの入選作品には、「チーズでミルクセーキ!」などのスイーツも。これまでのチーズ料理にとらわれすぎず、自由な発想で挑みたいですね。主催者のWEBにはさまざまなチーズレシピが載っています。試してみたくなるものばかりなので、ぜひチェックしてください。
家庭で手軽につくれる、斬新なチーズ料理を募集するコンテスト。チーズ博士やチーズマニアも笑顔になる驚きのアイデアが期待されます。
青木緑
公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://www.cheesefesta.com/cheeone2021/
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