第35弾「これからの100年へ縫いつなげよう」やってみた♪


先日、公募をチェックしていたら「ジャノメ創業100周年記念ミニタペストリー募集」を見つけました。そういえば、お母さんが愛用しているミシンもジャノメで、巾着や洋服を作ってくれたな…。せっかくの機会なので、今度は私がお母さんのミシンでミニタペストリーを作ってみよう!
ということで、35回目に挑戦するのはJANOMEが開催する「100周年記念企画 これからの100年へ縫いつなげよう」です。
ミシンを使って作るので、コンテスト難易度は星★★★★☆です。
応募内容
こちらのコンテストでは、ミシンで作る15cm×15cmのミニタペストリー作品を募集しています。ミシンやボタンなどソーイングに関連したモチーフを取り入れたデザインで、ジャノメのシンボルカラーの「赤色」をどこかに入れて作ってくださいね。
表生地と裏生地を使って、布端は出ないように仕上げること。また、作品をつなげて展示するための平ひも4本(幅1.5cm以内、長さ20cm程度)を、作品の各角に挟み込んで作成します。白や生成といった薄い色のものを選び、滑りやすいサテン地等のリボンは使用しないようにご注意ください。
応募は郵送のみ。締め切りは2021年8月30日(月)消印有効。
コンテストHPでは、モチーフ図案のダウンロードができます♪ さらに、全国のジャノメ直営支店や一部ミシンショップでは、必要な材料がセットされているオリジナルキットも用意されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
材料
材料は①モチーフ図案(糸コマ)、②フェルト4種類、③布4種類、④サテンのリボン、⑤レースのリボン、⑥平ひも(生成)です。
今回は、ダウンロードした糸コマのモチーフ図案をベースにして作りたいと思います! 布とサテンのリボンに、シンボルカラーの赤色を取り入れてみました。
1. モチーフ図案を使って布を切ろう!
型紙として使うため、モチーフ図案の糸コマを切りましょう。
糸コマの型紙に縫い代の分を足して、布を裁断します。模様がある布なので、できあがりの柄の出方を考えて切っていきましょう!
各パーツが切れました。糸コマの上下と、糸が巻かれている部分で布を変えてみました!
2. フェルトに糸コマを縫おう!
モカ色のフェルトに糸コマのパーツを縫いつけていきましょう(撮影のため片手にしています)。使うミシンはもちろん、冒頭でご紹介した数十年選手のジャノメミシンです! まだまだ現役で動きますよ!
サテンのリボンを糸に見立てて縫いつけていきます。幅が細いリボンなので、ゆっくり慎重に縫い進めましょう…!
糸コマが縫えました。糸が出ている部分はハートの形にアレンジしてみました♪
3. 他のモチーフも縫いつけよう
糸コマだけだとちょっと物足りないので、他のモチーフも加えていきましょう! 安全ピンの柄とかいいかも~。
パーツが小さいので、こまめに縫う向きを変えながら進めていきます。布端ギリギリを縫うので緊張します…汗。
まち針、ハサミ、安全ピンのモチーフが増えて、華やかになりましたね。
4. 土台を縫おう!
表生地と裏生地を中表にして、タペストリーの土台を縫っていきましょう。平ひもを4つの角に挟み込むのを忘れずに!
【中表とは】2枚の布のおもて同士を内側にして合わせること。
後で返す部分を残して、周りを縫います。平ひもの出ている部分を縫い込まないように注意しながら進めましょう!
ひっくり返してみると、ちゃんと4つの角から平ひもが出ています! 形も15cmの正方形にできていますね。
5. 土台に縫いつけよう!
土台にモチーフのついたフェルトを縫いつけていきます。レースのリボンで作った飾りを仕上げにつけましょう!
完成!
ミニタペストリーの完成です! アンティーク調でかわいい~♪
実はあるメッセージを隠したのですが、みなさん気がつきましたか? まち針の頭の部分に注目すると「1」、「0」、「0」の数字が! 「100周年」と「これからの100年」を表現しています。
裏はこんな感じです。裏面にデザインはしないので、表に響かないような無地の布を使いました。
素敵にできたので、今回の香山的完成度は星★★★★★です! 最後に針が残っていないか確認をして応募しましょう♪
今回のポイント&感想
今回のポイントは縫う速さです。15cm×15cmのミニタペストリーは、イメージしているよりも小さなサイズで細かい部分もあるため、遅めの速度で縫うのがおすすめです!
制作にかかった時間は約5時間でした。普段何気なく使っている糸コマやまち針も、モチーフにすると、とってもおしゃれだなと思いました♪ 他のモチーフでもう1枚作って、部屋にも飾りたいな!
作品はオリジナルカレンダーに掲載され、応募者全員にプレゼントされます。自分の作品がカレンダーになるなんてうれしいですね♪ さらに、ジャノメスタッフに選ばれた10名の応募者には、「100周年オリジナルソーイングBOX」を贈呈! みなさんぜひ応募してみてくださいね。
香山衣美
ライター。公募の入選回数は300回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞を受賞。
出典:https://www7.janome.co.jp/news/event/1992/
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。