ワルモノの魅力を表現しよう!「害蟲展season2作品募集」
「環境を創る 未来を創る」をスローガンに、環境衛生のあり方を問う8thCAL(エシカル)が、害虫をモチーフにした平面・立体・写真・映像などの作品を募集します。エントリーの締め切りは5月25日(火)。結果発表は7月予定です。最優秀賞には賞金30万円が贈られるほか、入選作品は8月〜9月の害蟲展(東京:足立区生物園、大阪:箕面公園昆虫館)で展示されます。
ワルモノだって、イキモノだから
蚊やクモ、ハエ、ダニ、ゴキブリ、シロアリ、ムカデなど、人間の生活を脅かす害虫。衛生を損なったり、病気を媒介したり、毒を持っていたり……多くの場合が駆除の対象になります。
人間にとって「不都合」、「不快」、「不利益」な害虫ですが、悪意があるわけではなく、一生懸命に生きているだけ。私たちと同じ「生き物」であることに変わりありません。害蟲展は、そんな害虫の個性や、生命の循環の一部を担う姿など、生き物としての魅力に迫った作品を求めています。
安易に駆除をする前に彼らの本来の姿を知ることで、棲み分けや繁殖の予防など、新しい環境衛生を考えるきっかけにもなりそうです。
昆虫好き、集まれ!
前回の最優秀賞は、庭に大量発生したマルカメムシを描いた絵画作品。受賞者は「よく見ると1匹1匹は光を反射して様々な輝きを持っていることに気づきました。そんなブローチのようなかわいさにひかれて描きました」と語ります。
絵画や立体、小物入れ、ロボットなど、多彩な作品が集まった前回。昆虫に関するアート作品がこれほど多く集まる展覧会もなかなかありません。
審査員には昆虫学者の丸山宗利氏も参加予定です。昆虫が好きな人は、熱い思いをぶつけてみてはいかがでしょうか。害虫の本来のパワーや、しなやかさ、あなたが気づいた新たな一面を作品にして、多くの人にその魅力を伝えましょう!
青木緑
公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://sites.google.com/8thcal.design/exhibition/
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