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公募ライター香山が挑戦!第9弾「デュオ はじめての油絵コンテスト」やってみた♪ 

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アート・絵画・工芸
香山が挑戦!

外出自粛が続き、ほとんどの時間を家で過ごす日々が続いていますね。

おうち時間を有効に使える公募はないかなぁ~と探してみると……油絵作品の募集を発見!

家でじっくり絵を描けるなんて今がチャンス! でも、油絵って、難しそうだな…。と思いましたが、こちらの公募は、はじめての人向けとのこと。油絵経験のない私でも大丈夫そう!

ということで、第9回目に挑戦するのは、ホルベインが開催する、「デュオ はじめての油絵コンテスト」です♪

こちらのコンテスト、手軽で使いやすい油絵ですが、絵を描くのが苦手な方にはちょっと大変かな?ということで難易度は星★★★☆☆です。

「デュオ はじめての油絵コンテスト」

「ホルベイン水可溶性油絵具 デュオ」を使った作品を募集しているこちらのコンテスト。

初めて油絵を描く方が応募の対象です。

作品サイズはSM(サムホール22.7×15.8cm)キャンバスです。作品テーマは、風景や人物など自由!

応募は、ハガキまたは同コンテストWEBサイトから。締め切りは、2020年6月30日(火)当日消印有効

主催者サイトでは、前回までの受賞作品が掲載されています。応募の前にぜひご覧ください☆

 

※詳しい応募の規定や応募方法は、主催者HPをチェック♪

今回使うのはこちら!

今回使用するのは、お手頃な「デュオ-P DU931コンパクトセット」(10色、税込2,090円)。

黄・赤・青系の基本的な色がそろっているので、すぐにスケッチを楽しめます♪

この他、リンシード オイルがついている「デュオ-P DU949 コンパクト[+リンシード オイル]セット」や、様々な色がセットになった「デュオ DU921 20色セット」などもあります。

1本ずつの購入も可能で、なんと全100色! 表現の幅が広がる多彩なラインナップです。

 

※デュオの詳しい情報はこちらをクリックして見てね☆

下書きをしよう!

今回、題材にするのは京都にある「東寺」です!

旅行で訪れたのですが、荘厳なたたずまいや紅葉の美しさに感動。その時の気持ちを絵に残したいなぁと思いチョイスしてみました。

写真を参考に、キャンバスに下書きをします。

今回は身近にあった鉛筆を使いました。(絵の具や木炭で描く方法もあります)

水で薄めてみよう!

主催者HPによると、デュオは油絵具ですが、水を使いやわらかくしたり薄めたりできるそうです!

私もさっそく水で薄めてみることに。

どれくらいがいいんだろ? これくらい?これ……あー!

緊張して水をたくさん入れてしまいました…。大丈夫かな。。

気を取り直し、塗ってみましょう。あ、きれいな色♪ 水で薄めたので伸びがよく、水彩絵具のような使い心地です。

色を塗り重ねてみよう!

これは、草木の部分を描いています。

乾いたら他の色を塗り重ねる作業を繰り返し、イメージに近づけていきます。

ちょっとずつ、草木の雰囲気がでてきました!

五重塔の線を描いたところで、写真との違いを発見! 塔の下は、草木で隠れてるんだった(赤い矢印部分)、汗。

もう五重塔を描き始めちゃったのにどうしよう…。

でもご安心を! 油絵は色を塗り重ねることで修正ができるのです☆

ほかを塗り進めていって、五重塔の部分が乾いてから、塗り重ねることに。

下の色が透けることなく、草木を描き足すことができました! よかった~。

厚塗りをしてみよう!

油絵で私がやってみたかったのが、厚塗りです。

厚塗りとは、「明るい部分は明るい色、暗い部分は暗い色で、下の色を覆い隠すように塗り重ねていく」技法のこと。

以前、美術館で見た、厚塗りされた油絵が、とても迫力があり憧れていました♪

五重塔を厚塗りしてみましょう。厚塗りのため、絵具は水で溶かずに使います。

キャンバスに絵具がうまく乗らず苦戦! あまり厚く塗れませんでしたが、薄く塗った空と比べると少し重厚感がでました。

主催者サイトによると、盛り上げる表現をしたい時は速乾メディウムがオススメとのこと。

混ぜると乾きが早くなるそうです。

にじませてみよう!

先ほどもご紹介したように、デュオは水で溶けるため、にじんだ表現も可能! 絵具をにじませて、水面を描いてみます。

水を多めにし、絵具はほんの少しに。キャンバスに垂らすと、じんわり広がっていきます。

乾かないうちに他の色も垂らすと、色が混ざり合いおもしろい♪

水が多すぎると、下に流れてしまうので注意してくださいね。

【完成】

修正や手直しを行い、作品の完成です!

初挑戦のため未熟な点は色々ありますが、さまになっているのではないでしょうか☆ プチ画家になった気分です♪

 

今回の香山的完成度は星★★★☆☆でした。

さっそく写真撮影しましょう!

今後は画力をアップさせ、色々な題材や道具(溶剤やペンチングナイフなど)で描いてみたいなぁ♪

【今回のポイント&感想】

今回のポイントは、厚塗り。厚塗りをすることによって、油絵独特の重厚感を出すことができます。この技法のおかげで、初心者でも、なんだかプロの画家っぽく描けちゃいます。

また、デュオならではの水を使った描き方で、にじみやグラデーションを作れば、表現の幅も広がります!

 

制作にかかった時間は約4時間半でした(乾かす時間を除く)。

ちょっと、大変だったけれど、とても充実した創作時間を楽しめました♡

油絵初挑戦のあなたも、お家でじっくり挑戦してみてはいかがでしょうか。

最優秀賞に輝くと、大人の部では5万円相当の画材、中高生の部では3万円相当の画材がプレゼントされます!

絵を描く時間がもっと楽しくなりそうですね♪

 

【水可溶性油絵具・デュオって何?】

揮発性溶剤のかわりに水でやわらかくしたり、薄めたりできる油絵具。筆も水で洗うことができます。水を使うことで、換気の不充分なアトリエでも、空気を綺麗に保てます。匂いや溶剤に敏感な方にもオススメ。

 

 

香山衣美

職業:ライター

「公募の入選回数300回以上!アートや料理公募の入選経験もあり」

 

 

 

 

 

「デュオ はじめての油絵コンテスト」

https://www.holbein.co.jp/contest/duo.html

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