【InS情報☆】書籍『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』
2019年ももう終わろうとしていますね。
みなさま、公募生活はいかがお過ごしですか?
年の暮れですから、創作の暇なんてないよ!と言った声も聞こえてきそうですが。。
さて、今回も創作意欲を掻き立てられるような、エンタメ情報をご紹介していきます。
第三回目の「インスパイア情報」は、(株)ベストセラーズから今年11月に出版された注目の書籍。
福山市立大学名誉教授・藤森かよこの著書「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」について。
綺麗ごとを抜きにした本物の「自己啓発本」
「苦闘青春期(三七歳まで)」、「過労消耗中年期(六五歳まで)」、「匍匐前進老年期(死ぬまで)」という三章を中心として、女性が幸福に生きていく上で必要な要素を解説。
「馬鹿」が197回、「ブス」が154回、「貧乏」が129回登場するという、前代未聞の360ページでお届けします!
なんだかハラハラさせられそうな内容です。
中身は、書籍を手に取ってチェックするとして、ここでは目次からその面白さを読んでみましょう!
<長いまえがき>
・本書の著者は低スペック女子の成れの果てである
・低スペック女子向け自己啓発本がない
・たとえば本多静六著『私の財産報告』
・たとえば上野千鶴子著『女たちのサバイバル作戦』
・たとえば田村麻美著『ブスのマーケティング戦略』
・自分で書くしかないし老後対策も必要
・本書の著者の紹介
・本書の構成
・本書は「おすすめ本ガイド」でもある
・基本はひとり
・前もって書いておく大指針
「長いまえがき」といっているだけあって、長い!ですね。
「低スペック女子向け」だとか挑発的な掴みで、自虐心がくすぐられます。
それでは、第一章(Part 1)の目次をみていきましょう。
<Part 1 苦闘青春期(三七歳まで)>
1.1 容貌は女の人生を決める
1.2 仕事について
1.3 自分に正直でいることの効用
1.4 セックスについて
1.5 運のいい人間でいるために
1.6 学び続けること
「容貌は女の人生を決める」とは、最初から痛いところをついてきますね。
女性に産まれたら、必ず避けては通れない問題の1つ。
そこから、仕事やセックスについて。綺麗事ではない切り口で何を語っているのでしょうか。
続いて、第二章(Part 2)について。
<Part 2 過労消耗中年期(六五歳まで)>
2.1 中年の危機
2.2 若さとの別離としての更年期
2.3生き直しとしての更年期
2.4 依存症について
2.5 性欲について
2.6 年下の人間との関わり方を学ぶ
2.7 お金について
2.8 さらに学び続ける
女性ホルモンの関係上、必ずややってくる「更年期」のこと、「年下の人間との関わり方」、「お金」についてなど。
実用的で、ためになりそうな項目ですね。
そして、第一章と同様、「学び続ける」で締めくくられています。
最後のパート、第三章(Part 3)は、どう終結するのでしょうか。
<Part 3 匍匐前進老年期(死ぬまで)>
3.1 日本の現代と近未来を老人受難時代にする八つの理
3.2 馬鹿ブス貧乏女の強みが発揮される老年期
3.3 身体メンテナンス
3.4 勉強は死ぬまで死んでもする
3.5 人生最後の課題としての死への準備
「馬鹿ブス貧乏女の強みが発揮される老年期」。
おっと、ここで低スペック女子が待ち望んでいた光が見えてきたのではないでしょうか!
馬鹿+ブス+貧乏が老年期にどういった強みになるのか、見ものです。
「勉強は死ぬまで死んでもする」とありますが、やはり永遠に学び続けろということなのですね。
そして、「死への準備」という、まさにリアルなところで締めくくられました。
「あとがき」で作者は何を話す?
なんだか胸焼けしそうな、読み応えたっぷりの本書。
「あとがき」の内容は明かされていませんが、この本を書いた後に、いったいどんな言葉を残したのでしょうか。
耳が痛くなるような言葉が多様されていますが、綺麗ごとを抜きにしたリアルな「自己啓発法」はためになること間違いなし!
自虐的な手法の一つとして、創作表現に役立ててみてはいかがでしょうか。
よりリアルな女性像を作成したいと考えてる、物書きの男性にもおすすめです♪