親子で公募に挑戦! その2「一緒に話そう!作ろう!川柳公募」
さまざまなテーマで募集されている川柳。エコ川柳や学校川柳など、お子さんでも取り組みやすい川柳公募もたくさんありますね。そこで、今回は「一緒に話そう!作ろう!川柳公募」をテーマに、親子で川柳作りを楽しむポイントをご紹介したいと思います。
【1】会話で見つける「発見」!
川柳は普段の暮らしの中で見過ごされがちな事を見つけ詠むもの。とはいっても、なかなか見つからず、お子さんも何をどう詠めばいいのか戸惑ってしまうかもしれません・・・。
まずは、募集テーマに沿った日常の出来事や、おもしろかったこと、印象に残っていることなどを、親子で出し合ってみましょう。「あんなことあったね!」、「そういえばこうだったね~」など、今まで気がつかなかった出来事を思い出したり、新しい発見が出てきたりするのではないでしょうか? この気づきや発見こそが、普段の暮らしの中で見過ごされがちな事なのです。会話をすることで、楽しみながら川柳のアイデアが見つかります。
[ポイント]
・川柳は五・七・五の17音で、普段の暮らしの中で見過ごされがちな事を見つけ詠むもの。
・募集テーマを確認し、それに沿って会話をする。
・会話から見つけた「気づき」や「発見」をもとに川柳を作る。
【2】流行語を使ってみよう!
「その時代」や「いま」を皮肉やユーモアを交えて表現するのも川柳の特徴です。しかし、難しい言葉や難解なニュースは、お子さんにとって少しハードルが高いですよね。そこでオススメなのが「流行語」。たとえば、ユーキャン主催の「新語・流行語大賞」では、政治・経済の言葉だけではなく、スポーツやバラエティの言葉も挙げられているので、お子さんにも親しみやすいです。一緒に、どのような意味の言葉か確認してあげると、ニュースの復習にもなりますね。ただし、流行語は同想句も多くなるため、入選が難しくなってしまうことも。注意しながら取り入れてみてください。
[ポイント]
・川柳は「その時代」や「いま」を皮肉やユーモアを交えて表現するもの。
・お子さんが小さい場合は、スポーツやバラエティなど親しみやすい言葉がオススメ。
・言葉の意味を一緒に確認すると、ニュースの復習や社会の勉強にもつながる。
いかがでしたか? ぜひ親子で、川柳作りに挑戦してみてくださいね!
参考 「現代用語の基礎知識」選、ユーキャン新語・流行語大賞