公募博士の公募授業 3時間目・「140字で伝える! Twitter公募」
いつでもどこでも気軽にできるTwitter。最近ではTwitterから応募できる公募も増えましたね。そこで今回の公募授業は、Twitterで応募するエピソード公募を取り上げてみたいと思います! ヒルモもヨルモとのエピソードを書くようですが……。
【1】書く前に文章の流れを考えよう!
【クリスマスの思い出エピソードコンテスト】
クリスマスの思い出をTwitterで応募しよう。ハッシュタグ「#クリスマスの思い出」をつけてね。
「博士、これに応募しようと思うんですが、文字数がオーバーして応募できないです! どうしたらいいですか?」
「文字数が決まっているTwitter応募は、書き始める前の準備が大切になるよ。文章のテーマを確認したら、まず何をどれくらい書くかおおまかな流れをメモしておこう。」
[ヒルモメモ]
テーマ、クリスマスの思い出
書く内容、ヨルモとプレゼント交換をした話
流れ、プレゼントを買った→ヨルモと交換した→もらったプレゼントを開けた
[Twitterの文字数]
・日本語の場合、現在140字入力できる。
・日本語は1文字で1文字カウント、半角英数字は2文字で1文字カウント。
【2】短い表現を使おう!
「次はメモをもとに書いていこう。この時、短い表現を探しながら書くと字数を節約できるよ。」
「同じ内容なのにはじめは46字、直した後は28字ですね。18字も違う!」
【3】書いたら削ろう!
「書き終わったら読み返していこう。重複している部分や、余分な文末表現を削って字数内に収まるようにしていくよ!」
「なるほど。文脈から、プレゼント交換をするのはぼくとヨルモだと分かるから、『ぼくとヨルモ』と何回も書かなくても大丈夫なんだ! 文末の『~したような表情を浮かべた』は削っても伝わりますね。」
去年のクリスマス。幼馴染のヨルモは公募が趣味なので、ペンを贈ることにした。プレゼント交換すると、2人とも中身をみてびっくり。なんと同じものだったのだ!幼馴染だから好みが似たのだと一緒に大笑い。あれから公募はおそろいのペンで挑戦中! #クリスマスの思い出
決められた文字数でエピソードが書けたヒルモ。みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね!
参考書籍ひらのこぼ『究極の文章術』草思社 2015年1月
阿部紘久『文章力の決め手』日本実業出版社 2013年11月
唐木元『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』インプレス 2015年11月