公募博士の公募授業 1時間目・標語を作ろう!
夏休みもあと少しですね。今回はお子さんの宿題で困っている保護者の方、必見! 授業のテーマは夏休みの宿題にも出される「標語」です。健康標語を例にヒルモ・ヨルモと一緒に標語の作り方を学びましょう!
1・関連する言葉を書き出してみよう!
「夏休みの宿題で標語があるけど、まだできないよ・・・。博士、教えて下さい!」
「標語を作るには下準備が大切だよ。まずは標語のテーマ『健康』に関連する言葉をたくさん書きだしてみよう!」
「いっぱい歩く・バランスよく食べる・運動を続ける・・・。」
「あんまり思いつかないなぁ。」
「そういう時は本やインターネットで調べてみよう。減塩や血圧、ウォーキング、新陳代謝など標語で使えそうな単語が見つかるよ。」
2・「五・七・五」の形にしよう!
「今度は1で書き出した言葉を使って標語にしていくよ。この時、気を付けるポイントは2点。」
①文字数を短めにすること。
長すぎると印象に残りにくかったり、分かりづらくなったりしてしまうので注意する。
②応募する標語の入選作品を分析すること。
五・七・五の形、ワンフレーズの形(例・運動で健康!)など入選作品の標語の形を参考にして作ってみる。
「入選の傾向がみられない時や、はじめて挑戦する時は、作りやすくてリズム感のいい五・七・五の形がオススメだよ。」
3・似ているようで違う標語と川柳
「博士できましたー! ぼくは『運動を 続けて元気 楽しいな』」
「ぼくのは『減塩で 血圧下がった おばあちゃん』。どうですか?」
「健康をテーマにできているけれど、どちらの作品も川柳になってしまっているね。標語は『主張や目標を短く表したもの』。川柳は『おもしろいことや日常で思ったことなどを詠んだもの』。五・七・五の形でもそれぞれ内容が違うから気を付けて作ろう!」
「なるほど。そうしたら『運動を 続けて元気 続けよう』にしよう。これなら運動を続けようってみんなに伝わるかな。」
「ぼくは、おばあちゃんのことを詠んでいるから川柳になっているんだ。『減塩で 血圧下げて 健康に』に変えてみよう。」
「今度はどちらも標語になったね。」
みなさんもお子さんの標語作りの参考にしてみてくださいね。