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賞を深掘り!「たった一言でコンテスト」

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作文・エッセイ
公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

今回からは入賞した公募や出してみた公募について少しずつご紹介していきたいと思います!

ほんのちょっとでもみなさんの参考になれば幸いです。

まず1回目のお題は「たった一言でコンテスト」について。

この公募は今回で第9回目を迎えます。

テーマは「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」というもので、つい見過ごしがちな小さな親切をする人についてのエピソードを募集しているものです。

私がまず公募を出す前にやることは、募集要項と過去の入選作品を見ることです。

求められていることと、傾向を確認する程度ですがこれは必要な作業です。

ひとくちに公募と言ってもそれぞれの特徴があります。

まずこの公募は、優秀賞、佳作などではなく「元気になったで賞」「ハッピー賞」という賞の名前がついています。

つまり、全体的にポジティブで読後に爽快感がある文章が求められていると感じました。

もう一つの特徴としては、200字以上1200字以内と文字数の許容範囲が広い。

これは20×20の原稿用紙にたった10行でも、原稿用紙3枚分でもいいということです。

このような時どのくらいの文字数が入選しやすいのかをまずチェック。

私なんかは1200文字ぎりぎり書きたくなるところですが、過去の入選作品を見るとどうやら長文が少ない傾向にあると感じました。

さらに募集要項には「入賞者全員に冊子を贈呈」とあったので、選考する側も長い作品をいくつも選ぶのは冊子にする都合上難しいのではないかと考えました。

そいうわけで、短めの方にチャンスがあるかもしれないと予想し、800文字程度に抑えて投稿することにしたのです。

結果的に今年の「こころぽかぽか賞」をいただくことができました。

入賞作品集は市販されているものであり、値段がついているものに自分の作品が載るということはとても名誉なことであり、記念となりました。

このように分析している内容はすべて個人的なものですが「募集要項をしっかり見ること」でいろんなことが読み取れるということは確かです。

投稿の前に、まずはじっくり募集要項を読み込むことをおおすすめいたします!