〆切せまる!和歌山の地ビールがネーミング募集中
居酒屋「和歌山麦酒醸造所三代目」の店主・吉田友之さんが、和歌山市内で初となる地ビールを作りました。醸造ライセンスを取得して店舗の近くにで作っている、この地ビールの名前を募集しています。
オール和歌山をコンセプトに、県産の麦と果物・高野山の水とホップを使ったクラフトビールを開発中。「町おこしのため、ブランド化したい」と和歌山大学の学生たちと今回のプロジェクトを立ち上げました。
地ビールとは小規模で醸造している地方ローカルブランドビールのこと。そのネーミングをみると、いくつかパターンがあります。かつては紀伊国と呼ばれ、和歌山城(別名虎伏城(とらふすじょう))があったり、世界遺産として名高い高野山など、地ビールへの愛着が深まる名前を考えてみましょう!
ストレートに「地域を表す」パターン
神奈川県『鎌倉ビール』
鎌倉に求める共通の想いをカタチに、歴史ある鎌倉を訪れてくれた人々をおもてなしするビールとして作られました。泡がまろやかでフルーティーなのが特徴で、女性にも人気です。
神奈川県『湘南ビール』
湘南に残された最後の蔵元が「よっぱらいは日本を豊かにする」をスローガンに作りました。ボヘミアピルスナーという伝統的なスタイルで作った定番ビールが人気です。
「地域の古称やイメージを表す」パターン
埼玉県『コエドビール(COEDO)』
江戸と関わりが深く、情緒を残す街であることから「小江戸」と呼ばれる川越県産のサツマイモを原料に作られたビールは甘みがあり、和を感じさせる仕上がりになっています。
新潟県『エチゴビール』
越後は新潟の古称、日本酒の「越後鶴亀」で有名な上原酒造株式会社(現:株式会社越後鶴亀)がもとになっています。ラインナップには新潟産のコシヒカリを原料に使ったビールもあります。
「地域の特色を表す名前」
静岡県『反射炉ビヤ』
幕末、伊豆の名代官であった江川太郎左衛門英龍によって韮山(にらやま)に反射炉が作られ、日本の夜明けを予感した先人の功績にあやかりたいと名付けられました
岩手県『銀河高原ビール』
銀河は「夢とロマン」 高原は「天然の名水」を表し、製造した1996年が宮沢賢治生誕100周年だったこともありと名付けられたとも言われています。
「ビールの特色を表す名前」
神奈川県『丹沢のしずく』
丹沢の伏流水(ふくりゅうすい)と自家酵母を使用して作られたビール。なかでも県産の「赤しそ」を使ったビールは世界でも珍しくフルーティーな味わいの中に、ほのかな甘みがあります。
大阪府『地底旅行』
地底1200メートルから湧き出る大阪の温泉水を使用して作られたビールです。温泉が出たことがきっかけでビアレストランと温泉施設が作られました。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/slogan_copy/naming/029490.html
和歌山地ビールプロジェクト 地ビールの名前募集(2017年3月12日〆切)