東京メトロ銀座線の駅をデザインできる最後のチャンス!第5弾は「青山一丁目」「外苑前」「表参道」駅
2017年に開業90周年を迎える東京メトロ銀座線。全駅のリニューアルを進めるため、2012年12月からはじまったデザインコンペも第5弾。ラストは「トレンドエリア」の青山一丁目・外苑前・表参道の3駅が対象となります。訪日外国人観光客や情報感度が高い人々が集まるこのエリアは、常に新しいトレンドが発信されるエリアです。メトロに乗る経験そのものが「トレンド」となるようなアイデアが望まれます!
第1弾
神田駅・上野駅・稲荷町駅(下町エリア)
第2弾
三越前駅・日本橋駅・京橋駅(商業エリア)
第3弾
銀座駅
第4弾
新橋・溜池山王・赤坂見附(ビジネスエリア)
第5弾
青山一丁目駅・外苑前・表参道(トレンドエリア)
今回の銀座線の駅リニューアルコンセプトとしては、日本最古の地下鉄として東京の街をつないできた歴史を大切にしながら、先端の機能を取り入れて発信する路線として「伝統×先端の融合」が大事なポイントとなります。そのリニューアルコンセプトをもとに、ユーザーが望ましい経験をする場を提供するために、「ゆめ-plus」と「まち-ism」が駅デザインコンセプトとして設定されています。
(1)ゆめ-plus
あの頃感じた 心躍る 憧れ感
東洋初の地下鉄として開業した当時の人々の時代の先端の乗り物・地下鉄に思い描いた憧れやまちの発展とともに延伸した地下鉄に寄せた人々の期待や希望を甦らせ、「地下鉄に乗るというあの頃の夢・さらなる好奇心」を今日的表現方法によってもう一度抱かせてくれるような空間
(2)まち-ism
地上に広がる街への誘い
東京という街がまだ成熟する以前に敷かれた路線だからこそ地上に広がる街ととともに成長をしてきた銀座線。地上から浅い作りをしている銀座線の特性に着眼し、「それぞれの駅がある街の地下1階」としての存在感を高め、利用客に地上に広がる街に自然と誘っていくような空間
それらを踏まえ、ユーザならでは斬新な発想を提案できれば、自分のアイデアを駅という形に残すことができる、とても夢があふれるコンテストです。もし少しでも興味があれば、まずはこの駅をすみずみまで観るところから始めてみてはいかがでしょうか。もしかしたら駅の外…、その町自体や歩いている人々の中に、ヒントが隠れているかもしれませんね。
-------公募情報の詳細はこちら:
https://www.koubo.co.jp/web/6/detail024814.html
東京メトロ銀座線 "トレンドエリア" 駅デザインコンペ(2016年12月2日〆切)