かおり風景100選にも認定。浜名湖うなぎの魅力を川柳で伝えよう!
今年で16回目の開催、「浜名湖うなぎ祭り」。今回も川柳コンテストが行われます!香ばしい匂いが漂ってくるような、旨い一句を募集中!テーマはずばり、「うなぎ」または「浜名湖うなぎ」です。
日本に残したい蒲焼のあの香り…。環境省が認定する「かおり風景100選」にも選ばれています。
浜名湖周辺は、うなぎの発祥地と言われています。明治33年に、服部倉治郎が「温暖な気候である」、「水質が適している」、「うなぎの稚魚が簡単に獲れる」ことから養殖を始めました。戦時中はうなぎの餌が手に入らず、生産中止という危機もありましたが、戦後の復興はいち早く、昭和45年をピークに養殖場は増加。多いときには1000軒以上になったそうです。現在は、後継者不足、稚魚(シラスウナギ)の減少などの理由から30軒以下までに減少。それでも続いているのは天然ミネラル豊富な飼育環境、味と品質の高さ、老舗の店が多く、昔からの根強いファンがいるからです。
「土用の丑」のイメージで、うなぎは夏!と思いがちですが、うなぎの旬は、実は秋から冬。脂がのって、これからが食べ頃です。いつから夏に食べる風習になったのでしょうか?その答えは、江戸時代にさかのぼります。蘭学者・医者として知られる平賀源内が、うなぎが売れない夏に、「丑の日に「う」が付く食べ物を摂ると、夏バテしない」という内容を、うなぎ屋に『本日丑の日』として貼ることを勧めたのがはじまりです。この発想力こそ、源内がコピーライターのはしりと言われたゆえんですね。
発想力と言えば、浜松市に本社がある有名なお菓子「うなぎパイ」(春華堂)の二代目社長・山崎幸一氏は、浜松市の認知度よりも、【浜名湖=うなぎ】の知名度が高かったため、新しいお菓子作りのテーマをうなぎに決めたそうです。
川柳も、人とは違う目の付け所が大事です!ずっと伝えていきたい浜名湖のうなぎの魅力、表現してみませんか?
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/web/1/detail024260.html
2016 浜名湖うなぎまつり「うなぎ川柳」募集(2016年10月14日〆切)