公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

コンコン、コロコロ♪心地よい木の音を響かせて。「第2回ワールド・ウッド・デー 木製楽器・音具創作 国際コンクール」

タグ
アート・絵画・工芸
公募ニュース

日本木文化学会(JWCS)と国際木文化学会(IWCS)は、「第2回ワールド・ウッド・デー 木製楽器・音具創作 国際コンクール」を開催中。木や竹を使って、あなただけの楽器・音具を創りましょう! JWCS代表理事賞(グランプリ)には賞金10万円が贈られます。締切は2023年3月6日。

木や竹で創る、未知の「音」

「第2回ワールド・ウッド・デー 木製楽器・音具創作 国際コンクール」では、「木や竹で自分の音を創ってみよう!」をテーマに、木や竹を使った思い思いの「音」を鳴らせる作品を募集しています。

 

音具とは、音を出すことで具体的な目的を果たす道具のこと。木魚やよさこいの鳴子なども音具の一種とされ、楽器よりも簡素なものが多いようです。

 

全く新しい未知のアイデアによる創作楽器や創作音具の誕生が期待されています!

木を、竹を、感じる公募

本コンクールは、3月21日のワールド・ウッド・デーにちなんで開催されます。主催は、木という存在、素材、文化の素晴らしさを世界に向けて発信する国際木文化学会と、その日本支部の日本木文化学会です。

 

木は環境に優しく、SDGsにもつながる大切な存在です。木や竹は、建築材料や、世界中で生み出される多彩な伝統工芸や芸術作品の材料として使われています。また、楽器の多くも、木や竹を主材料として作られています。

 

主催者に取材したところ、今回のテーマには楽器・音具創作を通じ、木や竹の素晴らしさや、これらを活用する楽しさを知ってほしいというの願いを込めたとのこと。実際に木や竹に触れ、感じる質感や香り、そして音。感覚が大いに刺激される公募です。

音が出せれば、OK!

創るのは管楽器、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器など、どんな種類も可。音階や明確な音程のないものでも問題なし!

 

応募要項には「大きさは重量に特に制限は設けませんが、専門的な(あるいは大掛かりな)工具や機材を多用せずに製作できるものが望ましいと、主催者としては考えています」との記載もあります。つまり、シンプルなものも歓迎、むしろ手軽な作品のほうがよいということ……? 拍子木やカスタネットなどのように、切り出した木材や竹材同士を打ち合わせるだけでも、すてきな音が出ますよね。「これは、どんな音がするかな?」「もっと太い木にする? それとも短く切ってみる?」。そんな試行錯誤の時間も創作の醍醐味。子どもと一緒に作っても楽しそうです。

 

応募フォームには作品の写真に加え、演奏の様子を収めた動画もアップロードします。完成したオリジナル楽器・音具をどれだけ使いこなし、どんな音を奏でているかも審査のポイントかも!

 

あなたも、自分だけの「音の出る何か」を創ってみませんか?

 

同イベントでは、小学生の作文も募集中です。今回のテーマは「森はみどりの小宇宙 ―こんな森で遊びたい あんな森に行ってみたい―」です。こちらの締切は、2月28日(火)。楽器・音具よりも早いのでご注意を。詳細はこちらをご確認ください。

 

ライター
本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸を震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。

出典: https://wwd-contest.com/instrument/

コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。