10代限定! 衆議院の大臣席がキミを待つ「外務省後援『第4回子ども世界平和サミット』スピーチ動画募集」
一般社団法人ピースピースプロジェクトが主催し、外務省が後援する「第4回子ども世界平和サミット」では「世界を平和にするアイデア」のスピーチ動画を募集。対象は2023年8月1日時点で、10~19歳の人です。締切は4月30日。子ども代表に選出された10名は、衆議院第一議員会館で開催する子ども世界平和サミットにて、大臣席からスピーチを行います。
大臣席から世界に向けて意見を発信する、他にはないビッグチャンスです! 本記事では前回のスピーチもご紹介するので、ぜひ雰囲気をつかんでくださいね。
国籍・国境をこえて、世界平和を
社会科の授業やニュースでも目にする「サミット」とは、もともと「山頂」という意味。転じて各国のトップ=首脳や代表者たちが集まって行う会議を指します。
子ども世界平和サミットは「心身ともに発達する10代の重要な時期に、多国籍の子どもたちと平和について学び考える体験を通し、国際協力への関心を高め、国際社会で世界平和実現のために活躍する力を育てる」という趣旨のもと開催されます。10代の代表者となって、衆議院でのサミットに参加しましょう!
前回は201件の応募があり、11人が子ども代表に選出されました。参加国は8ヶ国(日本、リトアニア、ニュージーランド、ケニア、フランス、アメリカ、パキスタン、コートジボワール)と幅広く、真の国際体験ができる貴重な機会です。前回の様子は動画でも視聴可能です。
https://peacepieceproject.com/cwps/2022report
自分らしい切り口で大丈夫
前回の子ども平和サミットでは、3人がモーストピースフル賞を受賞しました。それぞれ、どのようなスピーチをしたのでしょうか?
1人めは、竹中友花さん(15歳)。
「人類共通の宝物である世界遺産を世界中の人たち達と共に守り後世に伝える」という内容でスピーチしました。日本文化を紹介するボランティア活動の経験を軸に、自国と他国への理解を深めたいという思いを語りました。
2人めは、野中優那さん(16歳)。「大人が始めた戦争に子どもがNOと言える仕組みをつくる」というスピーチです。2021年、野中さんがミャンマーに住んでいた際にクーデターが発生したことをきっかけに、政治に対する子どもの理解と、民主主義を守ることの大切さを訴えました。
3人めは、 門永雅怜さん(17歳)。「医療における格差をなくすための『Global Medical Call』システムの構築」についてスピーチしました。心身の健康について、世界中の誰もが24時間相談できる医療システムを提案し、実現するための大人たちへの協力を呼びかけました。
「世界平和」というテーマでありながら、「日本文化」「戦争」「医療」と、3人とも切り口が異なります。世の中には、多くの問題や難題がありますが、それを全部を解決しなくても大丈夫です。自分に身近なテーマや興味のあるテーマを掘り下げましょう。熱意も大切に!
応募はスマホ撮影でOK
応募は1~3分間のスピーチ動画と、スピーチ原稿をWEBから提出する形式です。スピーチ動画はスマホ撮影でもOK。必ず、親権者(保護者)が応募する必要があります。
第4回の審査には、宇宙飛行士の野口聡一さん、YouTubeクリエイターの葉一さんなどが参加。大きな世界で活躍する審査員たちが、あなたの意見を待っています。
将来、海外大学への進学や、国際的な活躍を希望する人はぜひ挑戦を。もちろんそうでない人も、生涯にわたって役に立つ経験になること間違いなしの公募です。
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典: https://peacepieceproject.com/cwps/
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