懸賞論文はお金になる!
大人になっても調べること、学ぶこと、考えることをやめない。そんな努力家に全力でオススメしたいのが「懸賞論文」です。
小説やエッセイの募集が目立つ公募の世界ですが、社会問題などに真摯に立ち向かい、論を展開する論文の募集も定期的にあるもの。腰をすえて挑戦しないと太刀打ちできないジャンルですが、その分、ライバルが少なく賞金が高い点が魅力です。
今回は高額賞金が狙える懸賞論文を集めてみました。あなたが書きたくなる公募も、きっとあるはず!
※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。
コロナ禍を経た、今だからこそ 第16回「タップアワード」ホテル・旅館に関わる論文募集
アフターコロナが見えてきた今、国内外からの旅行がぐっと増加する見込みです。こちらの公募は「ホテル・旅館全般に関わる、優れたアイデア・事例・提言を記した論文」を募集するもの。まずは観光・宿泊業界の問題点をとらえ、解決方法を論じましょう。AI・ロボティクス・DXなどデジタル技術が解決の糸口になるかも。最優秀賞には50万円、審査員特別賞には20万円が贈られます。
文芸
第16回「タップアワード」ホテル・旅館に関わる論文募集
未来のホスピタリティをリードする宿泊施設ソリューションベンダーの株式会社タップが毎年恒例になりました「タップアワード」を今年も開催いたします。
観光・宿泊業界においてAI・ロボティクス・DXなどデジタル技術を 利活用した「安全・安心・清潔・エコ・コンビニエンス」をお客さまへ提供するために、観光・宿泊業界が現在抱えている課題をいかに解決、または展開していけばよいのか。お客さまの顧客体験価値や、観光・宿泊事業者の生産性をどのように向上させていくか。これからの観光・宿泊業界の活性化のきっかけになるダイナミックで夢のあるアイデアなど、みなさまからの自由なご提案を募集いたします。
2023年08月31日(木) 締切
賞金50万円
初開催の初受賞を狙え! 橋本財団 第1回 懸賞論文募集
岡山県で社会福祉に貢献する公益財団法人・橋本財団が懸賞論文の募集を開始! 初回のテーマは「日本は移民を受け入れるべきかどうか」です。是非に正解はありません。少子高齢化に対する外国人労働力、特定技能制度の問題点、現在の政策など、背景をしっかりと踏まえつつ自分自身の明確な主張を述べてください。最優秀賞には50万円、優秀賞には30万円、佳作には10万円が贈られます。
哲学、歴史学、民俗学、文学に深く潜ろう 暁烏敏賞
真宗大谷派の僧侶で仏教学者の暁烏敏(あけがらずはや)が生まれた石川県白山市では、その名を冠した懸賞論文を募集しています。古今東西の哲学や宗教を学んだ暁烏敏の精神性を引きつぎ、「哲学・思想に関する論文」を書きませんか? 受賞者には火焔様式楽人像と50万円が贈られます。「子どもの育成に関する論文・実践記録またはエッセイ」も募集。こちらには覚華鏡と30万円が。
どちらに応募? どちらにも応募! 第23回 貨物鉄道論文賞/第15回 住田物流奨励賞
鉄道大国である日本。通勤通学、旅行やお出かけだけでなく、貨物輸送も担っています。貨物輸送は効率がよく環境にやさしい輸送機関であり、SDGsの観点からも注目したいもの。貨物鉄道や物流に関する論文を募集する「貨物鉄道論文賞」は賞金50万円、交通の各分野(鉄道、海運、航空、トラックなど)における物流を研究した論文を募集する「住田物流奨励賞」は賞金30万円です。
文芸
「第23回 貨物鉄道論文賞」「第15回 住田物流奨励賞」
●貨物鉄道論文賞
「貨物鉄道論文賞」は、効率がよく環境にやさしい輸送機関である貨物鉄道の発展・利用促進へ向け、優れた提案や実績、研究などを顕彰することを目的としております。
2000年の開始以来、学生からシニアまで、また、物流業界や鉄道関係にかかわらず幅広い業種の皆様から、毎年多数のご応募をいただいております。
第21回目を契機に、よりわかり易い名称を意識して、「鉄道貨物振興奨励賞」から、「貨物鉄道論文賞」に改称しました。多くの皆様の応募をお待ちしております。
●住田物流奨励賞
「住田物流奨励賞」は、公益財団法人 交通研究協会より委託を受けて運営しています。
鉄道、海運、トラック、航空など交通に関する分野において、物流の効率化や物流振興のための優れた功績を表彰しています。論文、出版物どちらもご応募いただけます。
2023年08月31日(木) 締切
賞金50万円/賞金30万円
私もあなたも、誰もが生きやすい社会に! 第7回 日本女性学習財団 未来大賞
「出発・再出発」をテーマにしたレポートを募集。男女共同参画社会やジェンダーの観点から論じてください。社会の現状や歴史を踏まえ、未来への前向きな提言が含まれるものが◎。5000字から応募可能で、複数名での共著もOKです。人生に揉まれまくっている大人の皆さんはもちろん、中高生も積極的にチャレンジしたい公募です。大賞には奨励金として10万円。
農業に興味のある学生は必見 第34回 ヤンマー学生懸賞論文・作文募集
学生におすすめの懸賞論文といえばこちら。第一次産業である農業は社会を支える欠かせない存在ながらも、利益を出しにくく人手不足も深刻です。そんな問題を解決する「持続可能な農業の確立を目指した“先駆的挑戦”」を論じましょう。応募資格は30歳以下の専門学校・短大・大学・大学院生。大賞には100万円が贈られます。25歳以下の農業大学(短大含む)の学生は、作文の部にも応募可能です。
文芸
第34回ヤンマー学生懸賞論文・作文募集
ヤンマーは、これまで追求してきた農業の「生産性」と「資源循環」を今後も継続し、更に高いレベルを目指すとともに、農業の儲かるかたち、農業や生産物そのものの付加価値を高める、経済性の追求にも取り組んでいます。
第一次産業である農業は、人々の健康を守り命を育むために欠かせない大切な存在でありながら、利益を生み出しにくい構造となっています。農業生産の先にある加工、流通、消費に至る“フードバリューチェーン”に入り込み、広く、“農”や“食”に対する課題の解決策を提供したいとの思いから、生産物の付加価値を高めることで、「持続可能な農業のかたち」を次世代を担う若い皆様と一緒に考えていきたいと考えています。
本事業も今年で34回目を迎えます。学生の皆様には、日本や世界の農業において直面する課題を捉え、持続可能な農業を実現するための新たな発想を広く自由な観点で論じ、夢と若さあふれる提言を数多くお寄せいただきたいと思います。
2023年10月20日(金) 締切
論文大賞:100万円 表彰楯