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そこは、こころを育てる場所「輝け!お寺の掲示板大賞2023」

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公募ニュース

お寺の前を通りかかると、ふと目に入る掲示板。心に刺さるメッセージと出会った人も多いのではないでしょうか? そんなあなたに、公益財団法人仏教伝道協会が開催するユニークな公募があります。その名も「輝け!お寺の掲示板大賞2023」。締切日は2023年9月30日。お寺の掲示板の写真を募集しています。TwitterやInstagramに投稿するだけのカンタン応募も魅力です!

仏教の教えを学べる場所

寺院の前に立っている掲示板には、仏教の教えや格言などが書かれた標語・メッセージが貼られています。本公募では、そんなお寺の掲示板の写真データを大募集。応募は、TwitterやInstagramに固有のハッシュタグをつけて投稿するだけ。審査では、一般の方からの「いいね」やリツイートの数も考慮されます。

 

前回の受賞作品をチェックして、どんな作品が求められているのか見てみましょう。
 

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「武器を捨て 数珠を持とう 絵・文字 長男(10)」
よっき@yokki256
龍岸寺(浄土宗・京都府京都市) 

 

これは、「兵戈無用(武力も兵力も必要ない)」という仏教の考え方をあらわしているそう。まだ世界で戦争が続くいまだからこそ、しみる作品です。
 

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「修行がたらん」
紅楳聖@unsaiji
雲西寺(浄土真宗本願寺派・大分県中津市)
 

右から読むと「修行がたらん」、左から読むと「たらんが修行」と読めます。なんとも深い作品です。

 

たしかに、こういう標語をお寺の前で見たことがあるかも……って思いませんでしたか? 今まで気にもとめずに通り過ぎていた人も、この機会に掲示板の前に立ち止まり、仏教のこころを育んでみてはいかがでしょう。
 

お寺の掲示板を探しに出てみた

「自分でお寺の掲示板を探してみたい!」という「お寺の掲示板欲」が出てきた私は、地元のお寺を巡って掲示板探しをしてみることにしました。向かったのは、長野県・善光寺。7年に一度開かれる御開帳などで有名なお寺です。

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まず見つけたのは、こちら。「力が足りないのではない。真剣さが足りないのだ」
ついつい怠けがちな心に、重い言葉がグッと刺さります。言い訳と決別して、真剣に生きようと強く思いました。あとはこの信念が長く続けばいいのですが……。

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もうひとつ、こちらの掲示板も本願寺派長野別院で発見しました。「大丈夫 いつでもそばにいるからね」
悩みを抱えながらお寺に向かった時、この言葉が出迎えてくれたらやさしい気持ちになれそうです。

 

ぶらぶらお散歩をしながら掲示板を探していると、とても穏やかな気持ちになりました。
いろいろなお寺を巡りながら、掲示板探しの旅に出るのもいいかもしれません。
 

仏教の教えは意外と近くにある

胸にぐっと刺さるメッセージ、クスリと笑える一言、思わず二度見してしまうインパクト大な言葉……形は違えど、掲示板に書かれた標語にはどれも仏教の教えが詰まっています。いろんな寺を巡ることで、さまざまな教えを学べるはずです。

 

担当者からは、「お寺の掲示板大賞ホームページにある、投稿方法のルールをしっかり守って投稿してください」というメッセージを頂きました。「掲示板やお寺などが少し写るようにすること」や「撮影期間は2023年4月1日~9月30日まで」など、細かなルールが決められています。公式サイトをチェックして、ルールを遵守しましょう!

 

お寺の掲示板は、こころを育てる唯一無二の場所。まずは、近所のお寺に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

ライター
岩井パン

公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。

出典: https://www.bdk.or.jp/kagayake2023/

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