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文芸公募ニュース 10.25更新 文学賞発表情報

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毎月第2・第4金曜日更新の「文芸公募ニュース」最新版です。

今年、創設される文学賞があるという情報がいくつか入っています。
公募の数だけ夢があります。詳細がわかり次第、お知らせします!

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文学賞発表情報

第19回ちよだ文学賞

応募総数360編を対象に、逢坂剛、唯川恵、角田光代の3氏の選考の結果、下記のように受賞者が決まった。

受賞作
大賞
「きょうを摘む」仁志村文
千代田賞
「雀が駆けるスカイタワー」神山結海

詳細はこちら(https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/bunka/bungaku/jusho.html)


選考委員は逢坂剛さん、唯川恵さん、角田光代さんですから、メジャーな文学賞級です。第3回の八木沢里志「森崎書店の日々」以来、話題作が出ていないのが不思議です。今年はどうでしょうか。

第4回ステキブンゲイ大賞

ステキブンゲイは一般文芸を対象とした投稿サイト。サイト内コンテストのステキブンゲイ大賞には840編の応募があり、下記のように結果が決まった。

受賞作
大賞
該当作なし
優秀賞
該当作なし
審査員特別賞
「AとBとCとD」榎本まう

詳細はこちら (https://suteki-bungei.zendesk.com/hc/ja/articles/38129496201497-%E7%AC%AC%E5%9B%9B%E5%9B%9E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%A4%E5%A4%A7%E8%B3%9E-%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E5%93%A1%E7%89%B9%E5%88%A5%E8%B3%9E%E3%81%AB-A%E3%81%A8B%E3%81%A8C%E3%81%A8D-%E3%81%8C%E6%B1%BA%E5%AE%9A-%EF%BC%92%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%ABSTORYTOON%E7%89%B9%E5%88%A5%E8%B3%9E%E3%82%82)


季刊公募ガイド連載者、中村航さん運営の小説投稿サイトの文学賞です。結果は……厳しいですね。しかし、該当作なしは潔いかもしれません。

第24回テレビ朝日新人シナリオ大賞

応募総数957編の中から、第1次選考は日本脚本家連盟に所属する脚本家によって176編が通過し、第2次選考以降はテレビ朝日のプロデューサー、ディレクターなどで構成された『社内選考委員会』によって行われ、第2次選考で45編、第3次選考で10編に絞られ、選考委員の井上由美子、岡田惠和、両沢和幸の3氏によって大賞1編、優秀賞2編が決定した。

入選作
大賞
「推さないでくれませんか?」戸成なつ
優秀賞
「令和にお見合いしてみたら」田中徳恵
「レンタルくず」奈良さわ

詳細はこちら (https://www.tv-asahi.co.jp/shinjin/backnumber/0005/)


タイトルバックに「脚本・○○」ではなく、「○○・作」と書かれるようになったのは、脚本家=原作を脚色する人というイメージを払拭するためでしょうか。ひと頃は漫画、小説からの原作ものばかりで、脚本家オリジナルが壊滅状態のクールもありましたが、最近は原作より脚本家の力を重視する傾向が見られます。大河ドラマにしても、この三年は三谷幸喜、古沢良太、大石静とビッグネームが続いています。目指す人がますます増えそうです。

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