未来の建築家が描く『みんなのコミュニティハブ』!51作品から選ばれた注目の学生プロジェクトが決戦へ
日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home Show & Building Show 2024」の特別企画として開催される『学生プロジェクトデザインコンペティション2024』の1次審査結果が発表された。全国から集まった51作品の中から、最終審査に進む6作品と奨励賞5作品が選出されている。
最終審査に選ばれた作品には、知的障がい者との交流空間をデザインした「Enoniwa」や、コンテナを活用した仮設団地における交流拠点を提案する「オダプロジェクト」など、社会課題に真摯に向き合った意欲的な企画が並んでいる。
本コンペティションの特徴は、建築デザインだけでなく、プロジェクト全体をデザインする点にある。参加者たちは地域特性や関係者の巻き込み方、運営方法まで、問題解決に必要な要素を総合的に構想している。「みんなのコミュニティハブ」というテーマに基づき、建築を通じた新しいコミュニティ創造の可能性を追求した作品が揃った。
最終審査は11月22日、東京ビッグサイトで開催される展示会場内で実施される。6組の学生たちによる公開プレゼンテーションを通じて、最優秀賞が決定する。また、入選作品は会場内での展示も予定されており、業界関係者との新たな接点創出も期待されている。
建築業界の未来を担う学生たちが描く、革新的なコミュニティデザインの行方に注目が集まっている。なお、最終審査の聴講には公式ホームページからの事前登録が必要となる。
出典:https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html