【これは革新的!】全国の小中高生が挑戦、地元食材で作る"未来の雑煮"コンテスト開催!
和食の伝統を次世代に繋ぐ画期的な取り組みが始動する。公益社団法人全国調理師養成施設協会は、全国の小中高生を対象としたオリジナル雑煮レシピコンテスト「第3回 Z-1グランプリ」の開催を発表した。
このコンテストの特徴は、地元食材を活用しながらSDGsの視点を取り入れた独創的な雑煮レシピを募集する点にある。応募条件として、地産地消や食品ロスへの配慮が求められ、一椀あたりの材料費は500円以内と設定されている。
過去の開催では、毎回1,000件を超える応募があり、グランプリ作品は商品化されるなど、地域活性化にも貢献している。審査は書類選考から始まり、最終的には食育推進全国大会での実食審査によってグランプリが決定する。特筆すべきは、二次審査を通過した作品の調理を、調理師学校の学生と教員が担当する点だ。
応募期間は2024年12月2日から2025年1月17日まで。全国の調理師学校で受け付けられ、持参、郵送、メールでの応募が可能となっている。テーマは「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」。グランプリ作品には賞状のほか、協賛会社からの副賞も贈呈される。
このコンテストは、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化の中でも、特に地域性豊かな雑煮の伝統を守りながら、新しい価値を創造する場として注目を集めている。若い世代のクリエイティブな発想と、地域の食文化が融合する新たな挑戦が、いま始まろうとしている。