新年早々、アート愛好家たちの心を躍らせるビッグイベントが開催される。SBIアートオークション株式会社が2025年1月25日と26日に、東京・代官山のヒルサイドフォーラムで「第69回SBIアートオークション｜MODERN AND CONTEMPORARY ART」を実施するのだ。

今回のオークションは、国内外で注目を集める巨匠から新進気鋭のアーティストまで、幅広いラインナップが特徴だ。抽象絵画の先駆者・山口長男の《小さい窓》や、草間彌生の代名詞とも言える南瓜をモチーフにしたアクリル画、奈良美智のセラミック彫刻《火の山 (No. YNF5387)》など、日本を代表する作家たちの作品が揃う。

海外からは、ドイツの現代アートを代表するゲルハルト・リヒターの《Haggadah (P2)》や、アメリカの具象表現の巨匠アレックス・カッツの《Red Coat (Cantz 164)》など、世界的に評価の高い作品が出品される。また、アンディ・ウォーホルによるフランツ・カフカの肖像シルクスクリーンや、李禹煥の「Dialogue（対話）」シリーズなど、多彩な作品群が新年の空気を鮮やかに彩る。

若手作家の作品も見逃せない。ロッカクアヤコの《Untitled》は、少女と花が白地の背景に描かれ、これまでの鮮やかな表現とは一味違う作風を感じられる。また、新進気鋭の友沢こたおの作品は、幼児のような顔にスライムが纏わりつく独特の世界観が印象的だ。

本オークションは土日開催で、下見会期間も延長される。普段参加が難しい方も、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。新年の門出に珠玉のアート作品と触れ合い、芸術が持つ力を実感できるはずだ。

SBIアートオークションは、20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など、多岐にわたる作品を扱う公開型オークションだ。登録顧客の国籍は63か国に及び、落札総額の約5割を海外顧客が占めるなど、国内随一の国際性を誇る。

アート市場に興味がある方、投資の新たな選択肢を探している方、そして純粋に芸術作品を楽しみたい方にとって、このオークションは見逃せない機会となるだろう。2025年の幕開けに、芸術の風を感じてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000049523.html