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【阪神梅田本店】動物化した七福神が招く幸運!スクラッチ技法の魔術師ミチヨの個展が開催

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報道発表
「動物七福神Ⅱ~布袋~」スクラッチボード・水彩・金箔、スクラッチ技法、縦18×横14㎝ 99,000円(プレスリリースより)

阪神梅田本店のアートギャラリー「ハローカルチャー」にて、独特のスクラッチ技法で注目を集めるアーティスト・ミチヨの個展「ミチヨ スクラッチ絵画展~招福事始め~」が2025年1月8日から14日まで開催される。本展では、七福神を動物の姿で描いた縁起のよい作品など、約30点が展示される。

ミチヨは、針など先の尖ったもので絵具の層をひっかき描くスクラッチ技法を駆使し、神話や伝承の世界を独自の解釈で表現する画家だ。動物に人や神の姿を託し、背景に様々な意味を持つ紋様を組み合わせた作品は、曼荼羅のような密度と奥行きを持つ。

今回の展示では、「動物七福神Ⅱ~布袋~」をはじめ、「バッカス」「鹿島大明神」「天磐船」など、神話や伝説をモチーフにした作品が並ぶ。特に注目すべきは、七福神を動物の姿で描いた縁起物シリーズだ。これらの作品は、新年の幸運を呼び込むにふさわしい、遊び心と深い意味を兼ね備えている。

ミチヨの作品の魅力は、細密な描写と豊かな色彩にある。スクラッチ技法によって生み出される繊細な線と、金箔や水彩絵の具による鮮やかな色彩が、神秘的な世界観を作り出している。また、「白蛇鱗紋」のような小作品も展示され、手軽に購入できるアート作品としても注目を集めそうだ。

1984年大阪市生まれのミチヨは、2014年に独学でスクラッチ画を描き始め、その独特の表現方法で多くの人々を魅了してきた。2020年からは鹿島神宮の干支絵馬を毎年制作するなど、伝統と現代アートを融合させた活動を展開している。

会期中は作家本人も全日在廊する予定で、作品に込められた想いや制作秘話を直接聞ける貴重な機会となる。新年の運気上昇を願う方はもちろん、独創的なアートに興味がある方にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。

阪神梅田本店8階ハローカルチャー1にて開催される本展は、2025年1月8日(水)から14日(火)まで。最終日は午後5時で終了する。詳細は「美術散歩」公式サイトで確認できる。新しい年の幕開けに、ミチヨの魔法のような作品世界に触れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002205.000014431.html