東京造形大学が2025年1月24日から26日にかけて、卒業・修了予定の学生たちによる「ZOKEI展」を開催する。この展覧会は、学生たちの4年間または2年間の集大成となる作品を一堂に展示するもので、美術やデザインの最新トレンドを感じられる貴重な機会となっている。

今回のZOKEI展では、会場での展示に加えて、特設WEBサイトでのオンライン展示も同時に行われる。WEB展示は1月26日から5月31日まで長期間にわたって公開されるため、遠方の方や時間の都合がつかない方も、じっくりと学生たちの作品を鑑賞することができる。

注目すべきは、今年のメインビジュアルだ。修士課程デザイン研究領域1年生のQI QIANHUIさんの作品が採用され、そのコンセプトが非常に印象的である。勝負の一球を力投する瞬間をモチーフに、卒業生たちの社会への力強い一歩を表現。文字を裂くような大胆なデザインが、過去との決別と未来への挑戦を象徴している。

東京造形大学は1966年に服飾デザイナーの桑澤洋子により設立された美術大学で、デザインと美術を「造形」という広い視点から捉える教育方針で知られている。固定概念にとらわれない柔軟な発想力を育む教育を実践しており、その成果がZOKEI展で披露される。

会場は東京都八王子市の東京造形大学キャンパスで、JR横浜線「相原駅」からは無料スクールバスで5分、徒歩でも15分とアクセスも便利だ。芸術やデザインに興味がある方はもちろん、若い才能の息吹を感じたい方にもおすすめの展覧会となっている。

ZOKEI展は、学生たちの希望と情熱が詰まった展覧会。彼らの未来への第一歩を見守り、応援する絶好の機会となるだろう。アート愛好家や業界関係者はもちろん、将来の進路を考える学生たちにとっても、刺激的な体験になることは間違いない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000111373.html