衝撃の恋愛小説『恋とか愛とかやさしさ なら』が2025年本屋大賞にノミネート!直木賞作家・一穂ミチの新境地に読者が熱狂
直木賞作家・一穂ミチの最新作『恋とか愛とかやさしさ なら』が、2025年本屋大賞にノミネートされた。この小説は、プロポーズの翌日に恋人が盗撮で逮捕されるという衝撃的な設定から始まり、「信じる」「許す」「愛する」という普遍的なテーマを深く掘り下げている。
物語は、カメラマンの新夏と5年間交際していた啓久が、女子高生を盗撮したことで逮捕されるところから展開する。「二度としない」と誓う啓久と、関係を修復できるか葛藤する新夏。この予想外の出来事が、周囲の人々を巻き込み、波紋を広げていく。
本作は2024年10月30日に刊行されるや否や即重版となり、これまでに5刷10万部を突破。多くの読者の心を捉え、SNSでも大きな話題を呼んでいる。小説クリエーターのけんごさんは「2024年、僕のベスト小説はこの作品です。僕はこの物語を、生涯忘れることはありません」と絶賛している。
読者からも「血の通う程にリアルな1冊」「自分なら、と考えざるを得ない衝撃の1冊」といった声が寄せられており、その描写の鋭さと感情表現の豊かさが高く評価されている。
一穂ミチ氏は本屋大賞ノミネートについて「これまでと違うもの、違う感情を書きたくてもがき、本が出た後もなおもがき続けていますが、書店の皆さまが溺れそうな手を掴み、読者のいる岸辺に運んでくださいました」とコメントしている。
担当編集者は「直木賞受賞第一作となる小説で、人を「信じる」という難しいテーマに挑んだ一穂ミチという作家を心から尊敬しています」と語り、老若男女問わず、今を生きるすべての人に読んでほしいと呼びかけている。
『恋とか愛とかやさしさ なら』は、現代社会が抱える複雑な問題を鋭く描きつつ、人間関係の機微や愛の本質を探る意欲作だ。2025年本屋大賞の行方とともに、今後の展開が注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003045.000013640.html