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茶道愛好家必見!44種類の「私の茶箱」が1冊に!あそび心溢れる茶の世界へ誘う新刊

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報道発表
プレスリリースより

茶道愛好家や手仕事好きの心を掴む新刊が登場した。世界文化社から2025年2月14日に発売される『44の茶箱あそび』は、インスタグラマーとしても知られる多田けい子氏が10年以上かけて組み上げた44種類の茶箱を一冊にまとめた珠玉の一冊だ。

茶箱とは、お茶を点てる道具一式をコンパクトに収納し、持ち運びできるようにしたもの。本書では、著者の自由な発想で作られた茶箱が紹介されているが、すべてお茶のルールに則った道具立てがなされている点が特徴的だ。

掲載されている茶箱は、十二か月の茶箱、可愛い茶箱、個性的な茶箱、西洋風の茶箱、東洋風の茶箱、日本的な茶箱と、多岐にわたる。例えば、「フィオルッチの箱」は洋物の白い薬箱に薬瓶を合わせた洒落た組み合わせで、現代美術の展示作品のようなコンテンポラリーな仕上がりとなっている。

また、「仏蘭西の籠I」では、手付き籠の内張りや仕覆にチョコミント色を使用し、アンティークのカップに合わせて異なるテイストの道具を組み合わせるなど、著者のセンスが光る。

本書の魅力は、単なる茶箱の紹介にとどまらない点だ。著者の多田氏は「私の茶箱は、私の思い込みや思い出が詰まったもの」と語り、各茶箱に込められた物語や想いを読者に伝えている。さらに、「茶箱茶籠の組み方ワンポイント」というコラムでは、茶箱作りのコツも紹介されており、これから茶箱を組みたいという人にも役立つ内容となっている。

手仕事好きの方にとっては、すべての仕覆(道具を入れる袋)が著者の自作であることも魅力的だろう。また、長い歴史を持つ多田家に伝わる道具も多く使用されており、茶道の伝統と現代的なアレンジが見事に融合している。

『44の茶箱あそび』は、茶道愛好家はもちろん、手仕事や日本文化に興味がある方にもおすすめの一冊。あそび心と見立てのセンスが光る44の茶箱を通じて、読者を新たな茶の世界へと誘う、魅力的な書籍となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001957.000009728.html