「ともいきアート」が企業オフィスに!障がい者の才能が彩る共生社会への一歩


横浜市に本社を置くIT企業、株式会社アイネットが、障がいのある方々が制作した美術作品「ともいきアート」を本社受付ロビーに展示するイベントを開催した。この取り組みは、多様性を尊重し、共生社会の実現を目指す同社の姿勢を象徴するものだ。
「ともいきアート」とは、神奈川県が主催する「かながわともいきアート展」に出展された作品群を指す。アイネットは、この展示会から2点の作品を借り受け、2025年4月から1年間にわたり本社エントランスエリアで展示する。作品は半年ごとに入れ替えられ、多くの社員や来訪者の目を楽しませることになる。
展示イベントでは、作者自身が作品を持参し、その思いを直接社員に語る機会が設けられた。アイネットの社員たちは、障がいのある方々の豊かな才能と創造性に触れ、深い感動と新たな気づきを得たという。
イベントには神奈川県の福祉子どもみらい局からも関係者が参加し、官民一体となって共生社会の実現に向けた取り組みを推進する姿勢が示された。アイネットの代表取締役である佐伯友道氏は、「この展示を通じて、多様性の価値を社内外に発信していきたい」と意気込みを語った。
今回の取り組みは、企業が社会的責任を果たすだけでなく、芸術を通じて社員の意識改革や職場環境の向上にもつながる可能性を秘めている。アイネットは今後も、すべての人々が互いの人権や尊厳を尊重し合い、生き生きと暮らせる社会の実現に向けて、さまざまな活動を展開していく方針だ。
「ともいきアート」の展示は、企業が共生社会の実現に向けて果たす役割の重要性を改めて示すものとなった。アイネットの取り組みが、他企業にも波及し、社会全体で障がいのある方々の才能を認め、活かす機会が増えていくことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000048004.html