「さかだちワニ」が大賞に!第2回YOMO絵本大賞、知育テーマで203作品から選出


絵本通販サイト「YOMO」を運営する株式会社ニコモが主催する「第2回YOMO絵本大賞」の結果が発表された。今回は「知育」をテーマに203作品の応募があり、大賞には「さかだちワニ」が選ばれた。
大賞作品「さかだちワニ」は、こやまよしえ氏の文とアシタ氏の絵によるもので、逆立ちと逆さ言葉を掛け合わせたユニークなアイデアが評価された。審査員の藤本ともひこ氏は「天邪鬼なワニと子どもとの掛け合いが素直に面白かった」とコメントしている。
優秀賞には「むしむしあしあし-けっしょうせん-」(りつまめ氏作)が選出された。虫の足の数に着目したこの作品は、絵やデザインの洗練さも高く評価された。
佳作には「わらう」(はま みゆき氏)、「こめつぶ」(チョコッシ氏)、「まるいもの なぁに?」(ななしき こうぼう氏)の3作品が選ばれた。
審査員には絵本作家の藤本ともひこ氏、いしかわこうじ氏、大塚健太氏、おくはらゆめ氏が名を連ねた。各審査員からは、応募作品の多様性や独創性を評価する声が上がった一方で、さらなる推敲や改善点についても指摘があった。
YOMOは、プロ・アマ問わず誰でもオリジナル絵本の投稿・販売ができるプラットフォームとして注目を集めている。次回の第3回YOMO絵本大賞は2025年8月下旬から12月中旬にかけて開催予定で、テーマを問わない形式になるという。
絵本創作に挑戦する人々にとって、このコンテストは大きな励みとなっているようだ。受賞作品は今後、実際に出版される可能性もあり、新たな才能の発掘の場としても期待されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000088984.html