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【京都・東寺】煌めく陶彩画の世界!草場一壽の新作「銀河」シリーズが初お披露目

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報道発表
プレスリリースより

京都の世界遺産・東寺で、陶彩画家・草場一壽の特別展示会が開催中だ。2025年3月15日から5月11日まで行われるこの展示会では、有田焼の技術を昇華させた独自の芸術「陶彩画」の魅力が存分に楽しめる。

今回の展示会の目玉は、昨年発表されたばかりの新作「銀河」シリーズだ。宇宙を彷彿とさせる作品群は、観る者を圧倒する迫力と美しさを持つ。特に注目は「銀河の扉」と題された作品で、鳳凰が宇宙を舞う姿が精緻に描かれている。

さらに、四神(玄武、朱雀、青龍、白虎)シリーズに新たに加わった「麒麟」も初お披露目される。草場氏独自の筆致で描かれた麒麟は、大胆かつ緻密な表現で観る者の目を引く。

陶彩画とは、有田焼の技術を基に草場氏が30年以上の歳月をかけて確立した独自の技法だ。通常の焼き物の4倍以上にあたる最大15回もの窯入れを行うことで、鑑賞角度によって変化する驚くべき色彩を実現している。

会場となる東寺の食堂(じきどう)では、僧侶の読経が響き渡る荘厳な雰囲気の中で作品を鑑賞できる。また、会場周辺には新作「四天王」や「四神」などの看板も設置され、東寺の桜や五重塔とともに記念撮影を楽しむこともできる。

陶彩画の魅力は、その美しさだけでなく、日本古来の「祈り」の精神を表現している点にもある。単なる鑑賞にとどまらず、歴史と伝統に思いを馳せる貴重な機会となるだろう。

入場は無料で予約不要。陶彩画の世界に触れ、心洗われる体験をしてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000090045.html