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幻の短編集『観音異聞』が遂に登場!篠たまき『人喰観音』の世界が再び蘇る

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報道発表
プレスリリースより

人気作家・篠たまきの傑作『人喰観音』の世界観を引き継ぐ短編集『観音異聞』が、ついに書籍化される。芳林堂書店の企画「芳林堂書店と、10冊」第2シーズンの第6弾として、2025年5月12日に発売予定だ。

『観音異聞』は、人の姿をしながら永遠の肉体を持ち、人々を歪んだ運命へと誘う美しい観音様を中心とした短編集。既に発表されている「女童観音」「まどい巫女」に加え、未発表の2作品と新規書き下ろし2作品を収録。篠たまき独特の官能的で幽玄な世界観を堪能できる一冊となっている。

本作の出版にあたり、篠たまきのファンである避雷針さんと芦花公園さんがオビ文を寄せている。「人でないもの、人ではいられないもの。いつか滅ぶと知ってもなお彼らに酷く憧れる。」「ぺとぺと、ひたひた、美しくて、悪いものは、いつの間にか——」という言葉が、作品の魅力を端的に表現している。

著者の篠たまきは、「『観音異聞』は『人喰観音』のスピンオフですけれど、『人喰観音』を読んでいない方でも独立したお話としてお楽しみいただける一冊です」とコメント。多くの読者からのリクエストに応えて執筆を続けてきたという。

企画を起案した芳林堂書店高田馬場店の江連さんは、「篠先生の放つ、独特の世界、妖艶だけれども、純粋、淡々としているようでいて情熱的な世界を、読者さまも、ぜひ、ともに、そして、存分に味わっていただきたいです」と熱い思いを語っている。

『観音異聞』の予約は2025年4月11日から開始。書泉オンラインや芳林堂書店高田馬場店、書泉グランデ、書泉ブックタワーで受け付ける。また、発売日に先駆けて2025年5月11日に東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ東京40」の芳林堂書店高田馬場店ブースでも先行販売される。

幻想的で官能的な世界観、そして人間の本質に迫る深い洞察。篠たまきの新たな短編集『観音異聞』は、文学ファンにとって見逃せない一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006451.000016756.html