箱根の名旅館と美術館がタッグ!「やきもの」と「料理」で織りなす新たな魅力とは


箱根の名旅館「箱根・強羅 佳ら久」と「岡田美術館」が手を組み、新たな文化体験を提供する企画が始動した。2025年4月29日には、両施設のスペシャリストによるクロストークイベントが開催される。
この企画の目玉は、岡田美術館の収蔵品をモチーフにした器で味わうグリルコースだ。美術館の学芸員が監修した料理説明付きで、美術鑑賞と食事を融合させた贅沢な体験を楽しめる。例えば、前菜は美術館正面の大壁画「風・刻」を彷彿とさせるデザインで、江戸時代の旅情を感じさせる趣向が凝らされている。
クロストークでは、佳ら久の前総支配人・藤井育郎氏、同旅館の料理長・赤星賢氏、岡田美術館の学芸員・塩谷尚子氏が登壇。「やきもの」「料理」「歴史・文化」などをテーマに、箱根の魅力を多角的に掘り下げる。
この取り組みは、旅館と美術館という異なる分野のコラボレーションによって、箱根の観光に新たな価値を創造しようとする試みだ。国際観光地として競争が激しい箱根で、文化と食を融合させた独自の体験を提供することで、訪れる人々に新たな魅力を発信する。
宿泊プランは2025年9月30日まで実施予定。1名あたり72,600円からで、1日4組限定となっている。美食と芸術を愛する人々にとって、見逃せない機会となりそうだ。
箱根・強羅 佳ら久は、ORIX HOTELS & RESORTSのフラッグシップブランドとして知られ、2024年7月には1ミシュランキーに選出された実力派旅館。一方の岡田美術館は、約5,000㎡の展示面積を誇る箱根最大級の美術館で、日本や東アジアの美術品約450点を常時展示している。
両施設の強みを活かしたこの企画は、箱根の観光に新たな風を吹き込むことが期待される。美術と食文化の融合という斬新なアプローチで、箱根の魅力を再発見する絶好の機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000385.000101028.html