飛騨の陶磁器が集結!「炎塊」テーマの第9回飛騨ものづくり展、4月25日から高山市で開催


岐阜県高山市の一般財団法人・飛騨地域地場産業振興センターが主催する「第9回飛騨ものづくり展」が、4月25日から8月2日まで同センター1階クラフトギャラリーで開催される。今回のテーマは「炎塊・飛騨の陶磁器」だ。
飛騨地方の窯業は、江戸時代に幕府直轄地であった高山で新たな産業として始まり、現在まで脈々と受け継がれてきた。飛騨を代表する工芸品として親しまれる陶磁器は、日常使いの生活道具としても人気が高く、使い勝手やデザインに工夫を凝らした新進気鋭の窯元も誕生している。
「炎塊」というテーマには、「作家の熱い思い(炎)が形(塊)づくる」という意味が込められている。展示会では、芳国舎 渋草製陶所、小糸焼窯元、斐太竜覚窯、飛騨照見窯、しずく窯といった地元の窯元が出展。それぞれの個性豊かな作品を通じて、作家たちの情熱に触れることができる。
前回1月に開催された「木のおもちゃ」をテーマにした展示会では、海外からの来場者も訪れるなど盛況だった。今回の展示会も、飛騨の伝統工芸に触れる絶好の機会となりそうだ。
入場は無料で、開催期間中は原則休館日なし。午前9時から午後5時まで開場している。会場へのアクセスは、隣接する市営広小路駐車場(有料)が便利だ。
飛騨の陶磁器の魅力に触れ、作家たちの熱い思いを感じられる「第9回飛騨ものづくり展」。伝統と革新が融合した飛騨の工芸品の世界を、ぜひこの機会に体験してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000124925.html