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UCCが札幌で挑む次世代サステナビリティ教育!高校生と半年間の探求学習で環境意識を高める

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報道発表
UCCジャパン、札幌月寒高等学校の探究学習プロジェクト「BEING ALIVE」に参画(プレスリリースより)

コーヒー業界大手のUCCジャパンが、環境先進都市として知られる札幌市で、次世代を担う若者たちへのサステナビリティ教育に本格的に乗り出した。北海道札幌月寒高等学校の探究学習プロジェクト「BEING ALIVE」に参画し、2024年9月から2025年2月にかけて、高校生たちと直接対話を重ねながら環境問題への理解を深め、具体的なアクションプランの立案・実践を支援した。

このプロジェクトでは、UCCジャパンのサステナビリティ担当者が登壇し、コーヒー産業における環境問題や人権問題、サーキュラーエコノミーなどの具体的な取り組みを紹介。さらに、地元企業の石屋製菓とも連携し、企業の意思決定プロセスやサステナビリティ推進の背景を共有する特別トークセッションも実施された。

参加した高校生たちは、環境問題を自分ごととして捉え、企業視点での課題解決力や具体的な企画力、実行力を身につけていった。最終回では、自ら調査・実践したアクションを発表。単なる知識のインプットではなく、実際の行動につなげることの大切さを実感したという。

UCCジャパンのサステナビリティ推進室担当者は、「連続講座という形式に挑戦し、単独セミナーでは得られない、より深い学びを提供できた」と手応えを語る。特に、異業種とのコラボレーションや企業役員との対談を通じて、実践的な視点を伝えられたことが大きな成果だったという。

さらに、UCCジャパンは一般社団法人SWiTCH主催の「サステナKIDS AWARD in 札幌」にも参画。札幌市内の小・中・高校生から環境問題への創造的アクションのアイデアを募集し、43もの作品が集まった。特に印象的だった3作品には「UCCミッション賞」として、コーヒーの苗木などが贈呈された。

UCCグループは「サステナビリティ教育受講者数30万人」を目標に掲げており、これまでに延べ16万人以上に教育機会を提供してきた。今回の札幌での取り組みは、次世代のリーダーたちと直接対話し、その環境意識を高める新たなアプローチとして注目される。コーヒー産業を通じたサステナビリティ教育の可能性が、ここ札幌から広がりつつある。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000136988.html