モキュメンタリーの第一人者として知られる長江俊和氏の新作小説『出版禁止 女優 真里亜』が、2025年4月16日に新潮社から発売された。本作は、失踪した女優に関する三本のルポルタージュを再編集したという設定で、「出版禁止」シリーズ最新作として注目を集めている。

長江氏は「放送禁止」シリーズで知られる映像作家であり、その手法を小説に応用した「出版禁止」シリーズは累計30万部を突破する人気を誇る。今回の新作では、映像業界を舞台に「超弩級の新たな企み」を仕掛けるという。

本作の発売に際し、現代ホラーを代表するクリエイターたちから絶賛の声が寄せられている。背筋さんは「読むほどに不安が膨張していく最高の体験です」と評し、梨さんは「その女優の怪演に、私はまんまと翻弄されていた」とコメント。怪奇ユニット「都市ボーイズ」のはやせやすひろ氏も「一刻も早く手に取って、共に脳汁が出る快感を味わおう」と推薦している。

さらに、新潮社の雑誌「波」では、背筋さんとはやせやすひろ氏による書評が二本立てで掲載されるなど、業界内外から大きな注目を集めている。

長江氏は1966年大阪出身。テレビディレクター、ドラマ演出家、脚本家、小説家、映画監督と多彩な顔を持つクリエイターだ。「放送禁止」シリーズは20年以上経った今でも根強い人気を誇り、多くのモキュメンタリーファンを生み出した。

新作発売を記念して、Kindle Unlimitedでは4月30日まで、シリーズ第一作『出版禁止』と短篇集『掲載禁止』の2作が読み放題となっている。この機会に、長江俊和の独特な世界観に触れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002007.000047877.html