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Web3時代の到来へ!高度な分散型ストレージ技術で新たなデジタルツイン流通サービスが始動

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報道発表
プレスリリースより

情報通信分野の最先端を行く国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が主導する「高度通信・放送研究開発委託研究」の新規プロジェクトに、注目の企業連合が選ばれた。早稲田大学を代表とし、東京科学大学、ガイアックス、そしてCasley Deep Innovations(CDI)が参画するこのプロジェクトは、Web3時代の幕開けを告げる革新的な取り組みだ。

本プロジェクトの核心は、「高弾性ハイパーセキュアな非集中型ストレージによるデジタルツイン流通アプリケーションの研究開発」。これは、分散型物理インフラネットワーク(DePIN)の実用化を目指すもので、特にNICTが開発したセキュアオフチェーンストレージを活用し、安全かつ効率的なデータ流通を実現する。

CDIの代表取締役である砂川和雅氏は、「我々の保有するアプリケーションfurehako®を高度化し、大容量ファイルの安全な保存や検索、公開範囲の制御などの機能を実装することで、Web3基盤の信頼性と自律性を高めていく」と意気込みを語る。

このプロジェクトは2つの主要な研究開発項目から構成される。第1項目では、非集中型ネットワーク内ストレージフレームワークの開発に焦点を当て、第2項目では、そのフレームワークを活用した高信頼データ流通アプリケーションの開発を行う。CDIは特に後者において、furehako®の高弾性化に取り組む。

Web3技術の実用化は、デジタル社会の次なるステージを切り開く可能性を秘めている。中央集権的なシステムから脱却し、ユーザー主導のデータ管理や価値創造が可能になるからだ。本プロジェクトの成功は、そんな未来への大きな一歩となるだろう。

情報通信技術の進化は留まるところを知らない。今回のプロジェクトを通じて、日本の技術力が世界に示される日も近いかもしれない。Web3時代の幕開けを告げる、この画期的な取り組みの行方に、業界の注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000125312.html