日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2024」で角川ホラー文庫賞を受賞した藍上央理さんの小説『完璧な家族の作り方』が、2025年4月25日に角川ホラー文庫から発売される。この作品は、応募総数52,750件の中から選ばれた問題作として注目を集めている。

『完璧な家族の作り方』は、北九州の一軒家で起きた事件や増え続ける行方不明者、そして"完璧な家族"の真実を描いた衝撃作だ。著者の藍上央理さんは、「あの家族写真をご覧いただければ、本書を手に取ってくださった読者の方々も、きっと私と同じように完璧な理想の家族を作ることが出来ます」とコメントしており、読者の価値観を揺さぶる内容となっている。

角川ホラー文庫の担当編集は、「はじめは驚きました。どうしてこんな極限の状態を思いつくのか。これは本当に物語なのか」と述べつつ、「著者のある目的のため」に書籍化を決定したという。この mysterious な表現が、作品の謎めいた雰囲気をさらに高めている。

福岡県出身の藍上央理さんは、本作でデビューを飾る。noteやXでの活動も行っており、今後の活躍が期待される新鋭作家だ。

『完璧な家族の作り方』は、880円（税込）で全304ページ。家族の在り方や社会問題を鋭く描きつつ、読者を恐怖の世界へと誘う一冊となっている。ホラー小説ファンはもちろん、社会派ミステリーを好む読者にもおすすめの作品だ。

なお、この小説の発売は、noteが推進する「クリエイター支援プログラム」の一環でもある。noteは、クリエイターの活躍の場を広げるためのさまざまな取り組みを行っており、今回の書籍化もその成果の一つと言える。

読者の価値観を揺さぶり、社会に衝撃を与える可能性を秘めた『完璧な家族の作り方』。この問題作が、どのような反響を呼ぶのか、発売が待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000017890.html