東京の地下鉄に新たな風が吹き込む。スキンケアブランド「SUILIN」が、都営大江戸線の6車両に広告を展開することが発表された。2025年5月1日から半年間、固形石鹸の広告が地下鉄利用者の目を引くことになる。

SUILINは、「性別や年齢の固定概念を超えて、一生寄り添うスキンケアブランド」を掲げる新進気鋭のブランドだ。これまでSNSを中心に展開してきたが、今回の広告戦略で新たな顧客層の開拓を狙う。大江戸線は都営地下鉄全線で最も乗降客数が多く、デジタルに依存しない層へのアプローチとして注目を集めそうだ。

広告の主役となる「SUILIN固形石鹸」は、肌の変化が激しい思春期に着目して開発された製品。ラウリン酸の配合比調整やグリセリン、オレイン酸の含有量低減により、肌に優しく潤いを与える処方にこだわったという。クラウドファンディングでは目標金額の105%を達成し、多くの支持を集めている。

SUILINを展開するOURIは、「第6感にグラデーションをかけ、ひとりひとりがときめく世の中を作る」というビジョンを掲げる2022年設立の企業だ。メンズ眉サロン「MEN'S SUILIN」の運営や、年齢・性別にとらわれないスキンケアラインの展開など、美容業界に新しい風を吹き込んでいる。

地下鉄という日常空間に革新的なスキンケア製品が登場することで、美容に関心はあってもアクションを起こせていない人々の目を引くことができるかもしれない。都営大江戸線の車内で、新しい美容の形に出会えるかもしれない。5月1日の広告開始が待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000156143.html